新訳武士道 通勤大学図解・速習

武士道の目指した本質と、そこから日本人全体に影響を与えていった道徳や教育、社会生活の送り方までを見事に分析した『武士道』。この世界的ベストセラーを、ハイブロー武蔵の新たな訳と図解でやさしく読む。

【著者紹介】
新渡戸稲造 : １８６２年‐１９３３年。南部藩（岩手県）の士族の家に生まれる。札幌農学校（現北海道大学）に入学。同じく二期生の内村鑑三などとともに洗礼を受け、キリスト教徒となる。卒業後東京帝国大学、アメリカ・ドイツに留学した後、札幌農学校助教授として帰国。その後体調を崩し、カリフォルニアでの療養生活に入る。帰国後、旧制第一高等学校校長、東大教授を歴任。１９２０年国際連盟設立に伴い事務次長に選ばれる。日本が国際連盟を脱退し軍国主義が強まると、軍部や右翼の激しい反発に会う。日米戦争を回避するために渡米し、日本の立場を訴えるが、アメリカの人たちにも理解してもらえなくなっていった

ハイブロー武蔵 : １９５４年福岡県生まれ。早稲田大学法学部卒業。海外ビジネスに携わった後、数社の会社を経営し、現在ビジネスエッセイストとして活躍中。読書論、ビジネス論、人生論、人間関係論、成功法則論を主なテーマとしている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）