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ISBN 10 : 4787720368
Content Description
大きな窓のような目、長く突き出た口、踏んばった両脚に直接顔面がのるような姿―この異形の土偶や大きな石棒などをとり込んだ、河原のような累々たる石の群れが、八ヶ岳南麓の水田の下から出土した。縄文中期の繁栄がすぎさった中部高地の縄文最後の光芒を描く。
目次 : 第1章 金生遺跡の発見(八ヶ岳南麓に縄文後・晩期の遺跡が/ 富士山を望む地)/ 第2章 あらわれた大配石遺構(石をめぐらす住居の出現/ 祈りの場―1号配石/ 石棒と石剣―4号・5号配石/ 金生最後の配石―2号・3号配石/ 配石墓/ 金生ムラの変遷)/ 第3章 縄文後・晩期の祭祀(石への祈り/ 異形の土偶/ 土製耳飾り/ イノシシと祭祀)/ 第4章 縄文晩期の情景(山岳遠望/ 縄文後・晩期集落と広域交流/ 古代中国との交流を考える/ 晩期終末のムラ)/ 第5章 よみがえる金生遺跡(配石と住居の復元/ 史跡公園と考古資料館)
【著者紹介】
新津健 : 1949年、山梨県生まれ。上智大学大学院修士課程文学研究科史学専攻修了。元山梨県埋蔵文化財センター所長。現在、昭和測量株式会社文化財調査課研究顧問、山梨英和大学非常勤講師。専門分野:考古学(縄文時代)、文化財保護(史跡・景観関係)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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読了日:2021/03/07
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読了日:2022/05/15
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