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ISBN 10 : 4788515334
Content Description
ことばの底に沈む体験、出来事が語られ出すとき、治療へとつながる。語ることが同時に経験となり、表現が同時に了解となるようなことばを探し求める、それがクライエントとセラピストの対話になる。
目次 : 序章 経験と等価なことばを求めて(経験と等価となることばを探したい/ 出来事の再現と表象化/ 臨床面接法・聴取法の特性/ ミメーシス概念の導入)/ 第1章 面接の場における身体(遊び、そして体験の変形/ 場面感覚をミメーシスするトーヌス/ 場面感覚をミメーシスする「声」)/ 第2章 なぞるということ(「なぞる」という方法/ 非人称性の視点/ 負の受容力について)/ 第3章 夢として聴く(方法)(夢の仕事からみた聴取過程/ 物語による統合的形象化)/ 第4章 物語と自己の構成(物語自己の導入/ 語り直しによる自己の受容)
【著者紹介】
森岡正芳 : 1954年埼玉県生まれ。大阪市内に育つ。京都大学文学部で宗教学専攻後、臨床心理学に転ずる。1982年京都大学大学院教育学研究科博士課程修了。京都大学助手、天理大学助教授、奈良女子大学教授、神戸大学大学院教授を経て、立命館大学総合心理学部教授。心理臨床の知見をさまざまな学問領域へと橋渡すことを通じて、文化と癒しの問題を探求している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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