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剣持麗子のワンナイト推理

新川帆立

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784299028587
ISBN 10 : 4299028589
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2022
Japan

Content Description

連続ドラマ化決定!『このミステリーがすごい!』大賞受賞作『元彼の遺言状』のヒロイン再び!
弁護士・剣持麗子は今夜も徹夜で謎解き――寝不足必至のミステリー短編集

亡くなった町弁のクライアントを引き継ぐことになってしまった剣持麗子。
都内の大手法律事務所で忙しく働くかたわら、業務の合間(主に深夜)に一般民事の相談にも乗る羽目になり……。
次々に舞い込む難題を、麗子は朝までに解決できるのか!?

法律相談に運動会(?)に、剣持麗子は今日も眠れない!

第一話 家守の理由
不動産屋の主人が何者かに殺害された。麗子は「武田信玄」と名乗る第一発見者の男に呼び出されるが、男は本名も住所も明かそうとせず……。

第二話 手練手管を使う者は
バーでホストの「信長」が殺された。状況からすると店で寝ていたという「光秀」が怪しいが、彼は無実を訴えて麗子に助けを求めてくる。

第三話 何を思うか胸のうち
事務所の先輩弁護士の急死。しかしその状況は一度倒れてから蘇り、その後再び亡くなったかのような奇妙なものだった。

第四話 お月様のいるところ
認知症を患っているらしいおばあさんを家まで送った麗子は、そこで男の首つり死体を発見する。しかもおばあさんは警察署から忽然と姿を消し……。

第五話 ピースのつなげかた
三隣亡の日に瓦の張替えを行ったA家の近隣で、不幸が相次いでいるという。法律でAさんを訴えられないかという相談に、麗子は頭を抱えるが――。


【著者について】
新川帆立
1991年生まれ。アメリカ合衆国テキサス州ダラス出身、宮崎県宮崎市育ち。東京大学法学部卒業後、弁護士として勤務。第19回『このミステリーがすごい! 』大賞を受賞し、2021年に『元彼の遺言状』(宝島社)でデビュー。


【著者紹介】
新川帆立 : 1991年生まれ。アメリカ合衆国テキサス州ダラス出身、宮崎県宮崎市育ち。東京大学法学部卒業後、弁護士として勤務。第19回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2021年に『元彼の遺言状』(宝島社)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    新川 帆立は、全作読んでいる作家です。シリーズ三作目で、一部ドラマの原作になっています。 綾瀬はるか主演のドラマが終了する前に読めて良かったですが、どうしてもドラマのイメージ「篠田、行くわよ!」、食事シーン等が強く、原作は薄味過ぎます。 https://tkj.jp/book/?cd=TD028587

  • 夢追人009

    弁護士・剣持麗子シリーズの2冊目は連作ミステリー短編集ですね。前作では脇役に徹していた麗子さんが真夜中に遭遇する怪事件の数々。帯には寝不足必至と書かれていますが、無理して真夜中に読まなくても日中に読み終えられますよ。でもそこはまあ勢いの宣伝ですね。麗子は第1作で殺された村山弁護士の民事の相談に乗る事になりますが、仕事の幅が増えて知識を吸収し成長できて良かったですね。最初は女王様みたいな傲慢な性格だったのが経験を積んで人間が丸くなったのは良い事ですが、でも彼女の魅力のふてぶてしい態度は残して欲しいですよね。

  • Kanonlicht

    月9ドラマで予想外に第2回にして『元彼〜』の話が完結したので、慌ててこちらを読んだ。タイトルが直球すぎるし、小さな事件がいくつか起きる、いかにもドラマのために書かれた本かと思いきや…。気になるのは、2作目との時系列。あれの裏でこれが進んでたのか。それはそれとして、巻を重ねるたびに人間くさい部分がどんどん出てくる主人公、最高。とくに傑作だったのは、事務所の運動会で、何かあるたびに「異議あり!」とルールブックを取り出す弁護士たち。著者も弁護士だけに、弁護士あるあるなのだろうか。

  • たっくん

    山田川村、津々井法律事務所、弁護士剣持麗子。亡くなった旧軽井沢の弁護士「暮らしの法律事務所」の顧客を引き継ぐが・・〇新宿区百人町の不動産屋の殺害事件。「信玄」を名のる被疑者に麗子は呼び出されて〇歌舞伎町ホストクラブ「信長」の刺殺事件、「光秀」が疑われるが〇麗子の先輩弁護士の急死。一度倒れた後蘇生、再び死亡した奇妙な状況だった〇認知症の老婆を家に送り届けた麗子は、首吊死体を発見するが、老婆は忽然と消える〇三隣亡の日に屋根張替え、近隣の家では不幸が続く・・麗子の見事な推理、助手黒丑益也は謎の人物、面白く読了。

  • bunmei

    月9ドラマ化された、弁護士・剣持麗子を主人公にしたミステリー。1作目では剣持を、菜々緒のイメージで読んだが、「お金にならない仕事はしない」と言いながらも刑事事件に足を突っ込み、悪には屈しない正義感で立ち向かう男勝りな姿は、もう綾瀬はるかで定着。法律の専門家ならではの切り口で、エンタメ要素も加味したミステリーとして仕上げている。但し、篠田の登場がなかったのが残念。本作は5つの事件からなる連作。ホストの黒丑が、物語のキーパーソンとなり、これらの事件が、剣持麗子の名推理によって鮮やかに繫がりをみせていく。

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