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誘拐ファミリー 集英社文庫

新堂冬樹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087447644
ISBN 10 : 4087447642
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2025
Japan

Content Description

浅井家の家業は、誘拐だ。ただし、狙うのは法で裁けぬ悪党のみ。固い絆で結ばれる一家だったが、跡目を巡って争いへと発展し──。

【著者紹介】
新堂冬樹 : 小説家。実業家。映画監督。1998年に『血塗られた神話』で第7回メフィスト賞を受賞し、デビュー。“黒新堂”と呼ばれる暗黒小説から、“白新堂”と呼ばれる純愛小説まで幅広い作風が特徴。芸能プロダクション「新堂プロ」も経営し、その活動は多岐にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ただぞぅ

    悪者に狙いを定め、数千万円単位の身代金を獲得する浅井家。三代にわたり誘拐稼業を営んでいるだけに綿密な計画と緻密な計算、そして家族経営だからこその阿吽の呼吸で被害者に怪我を負わせることなく成し遂げる痛快さは堪らない。しかし身内が故の意見の対立や跡継ぎ問題が勃発し、一家分裂の危機が訪れる。そんな舵切り問題に揺れ動くなかカルト宗教集団から目をつけられ怒涛の展開に発展していく。伝統や掟を守り通すことが正しいのか。幼い頃のトラウマによる兄弟愛も見逃せない。警察との攻防や駆け引き、リアルな交渉だけが誘拐小説ではない。

  • かずぺん

    楽しませていただきました。

  • gun56

    あくどい事をしている輩を誘拐して身代金をせしめるのを生業にしている祖父、両親、長男、次男、長女の5人家族が、長男次男のどちらを時期リーダーにするかを2組に分かれてカルト教団から身代金を取る事で競わせる。いろんな思惑が絡んで二転三転して最後は大団円やけど、だいぶん無理があって思ったほど面白くなかった。

  • 久遠

    全体的に軽い印象はあるものの、短めながらムダなくまとめられている良作。映画化とかすればキャスト次第では話題になるかも?

  • そたか

    これは読むのに時間がかかってしまった…誘拐業を営む家族、という面白そうな設定なんだけれども、世界観に入り込むことが出来なかった。ストーリーは、悪徳宗教のナンバーワンとナンバーツーを誘拐して、誘拐業の後継ぎを決める、という面白い発想。結末もスッキリ。でもこの家族の続編がでても読まないと思う。

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