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ISBN 10 : 4106039001
Content Description
ソウルの独立門は、日本ではなく清からの独立を意味して建てられた―そんな基本的な事実すら日本や韓国で知られていないのはなぜか。気鋭の研究者が、朝鮮王朝の建国から南北分断に至る長い道のりを、国内の政治闘争と周辺国のパワーバランスに着目して描き、朝鮮特有の政治力学の因果を浮き彫りにする決定的な通史。
目次 : 第1章 朝鮮王朝の建国(王氏から李氏への易姓革命/ 支配基盤の整備/ 揺らぐ王権/ 熾烈な派閥争い)/ 第2章 華夷秩序の崩壊と朝鮮の危機(日本の侵略/ 迫りくる女真族の脅威/ 清の侵略と朝鮮の属国化)/ 第3章 終わりなき政争と沈みゆく王朝(蕩平策の功罪/ 勢道政治と相次ぐ民乱/ 大院君と閔氏の争い/ 朝鮮を開いた日本の挑発と清の勧告)/ 第4章 清・日本・ロシアの狭間で(親日と親露の角逐/ 大韓帝国の成立/ 日本による韓国併合/ 抗日独立運動の諸相)/ 第5章 朝鮮半島の分断(戦後の主導権争い/ 遠のく独立/ 国家樹立の理想と現実/ 朝鮮戦争の帰結)
【著者紹介】
新城道彦 : 1978年、愛知県生まれ。九州大学大学院比較社会文化学府博士後期課程単位取得退学。博士(比較社会文化)。長崎県立大学非常勤講師、九州大学韓国研究センター助教、新潟大学大学院現代社会文化研究科助教などを経て、フェリス女学院大学国際交流学部教授。専攻は東アジア近代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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パトラッシュ
読了日:2023/08/16
鯖
読了日:2023/10/08
信兵衛
読了日:2023/10/01
はるわか
読了日:2024/04/30
K.C.
読了日:2023/10/01
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