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ISBN 10 : 4750103853
Content Description
ソーシャルワークは、生活主体者として個人を尊重し、当事者の個別化された「よりよい」決定を重視する。そのため最善をはかる基準は、個人によって多様である。本論では、専門職の行動規範としての善い(倫理)とはなにかを検討するのではなく、退院する本人にとっての「よりよい」決定とは何かを検討した。
目次 : 第1章 研究枠組み/ 第2章 「よりよい」決定にかかわる先行研究/ 第3章 退院支援の決定にかかわる価値システム/ 第4章 典型例からの直観の磨きあげ/ 第5章 類型事例の検討に基づく直観の磨きあげ/ 第6章 磨き上げられた直観の有用性の検討
【著者紹介】
新保祐光 : 1973年生まれ。1996年東洋大学社会学部社会福祉学科卒業。1998年東洋大学大学院大学社会学研究科社会福祉学専攻博士前期課程修了。1998年3次救急医療機関で医療ソーシャルワーカーとして勤務(〜2008)。2008年大正大学人間学部アーバン福祉学科専任講師。2012年東洋大学大学院社会学研究科社会福祉学専攻博士後期課程修了、博士(社会福祉学)。現在、大正大学人間学部社会福祉学科准教授。社会福祉士・精神保健福祉士・認定医療社会福祉士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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