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挿絵画家ア-サ-・ラッカムの世界

新人物往来社

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784404040183
ISBN 10 : 4404040180
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「ワンダー・ブック」「不思議の国のアリス」「ケンジントン公園のピーター・パン」「ニーベルングの指環」…。童話挿絵の巨匠、アーサー・ラッカムによる名作180点があらすじ付きで楽しめる1冊。

Customer Reviews

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アーサーラッカムの絵がたくさん載っていま...

投稿日:2019/01/12 (土)

アーサーラッカムの絵がたくさん載っています。 なんて素晴らしい挿絵画家なのでしょうか。 最初にアーサーラッカム氏の絵をみたのは2巻の表紙になっている絵でした。 すっかり魅了された私はアーサーラッカムが描いた本をさがしましたが、たくさんの本が出ていてしかも古い作品なので全部を手にできる事は難しかったです。 この本は氏の代表的な絵が載っていてラッカムファンにはたまらない本です。1巻2巻共におすすめです。

つめ さん | 神奈川県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア

    『真夏の夜の夢』のモノクロームの絵はビアズリーを想わせる。そして、『ワンダーブック』の子どもたちが林檎の樹の周りに集う絵はケイト・グリナウエイにも似ているし、全体にはバーン・ジョーンズの雰囲気もある。同時代のイギリスに生きた彼らは、相互に影響を与えあいながらも、それぞれに個性を横溢させている。絵の持つ物語性という点では、ラッカムがあるいは1番かも知れない。アリスは不評だったらしいが彼の描く少女は実に愛らしいし、またブリュンヒルデはこれ以上のものを想像できないほどだ。いずれも幻想がまさに眼前に出現する絵だ。

  • まーくん

    読友さん推薦の挿絵画家ラッカム。素養も知識もないし…と選んだのが本書、その名も「アーサー・ラッカムの世界」。「不思議の国のアリス」など5作品が取り上げられて、雰囲気あるくすんだ色彩の絵にあらすじも添えられている。その題名は知っているが内容まではというのが多かったので望外の喜び。妖精が多く出てくるがピーターパンがこんな姿だったとは。ワーグナーの「ニーベルングの指輪」、ゲルマンの深い森、挿絵の奥から、あの荘厳な調べが聴こえてくる。絵としてはやはり表紙のアリスがいい。その躍動感から不思議の国に引き込まれる。

  • 九月猫

    トレヴィルの挿画集に続けてこちらを。挿画だけではなくあらすじも載っていて、より深く作品世界を楽しめる仕様。ラッカムの絵に出会ったのは中学生の頃、図書館で。寺山修司・訳「ニーベルンゲン(ニーベルング)の指輪」。数十ページで挫折したのだけど(笑)。ようやくざっくりだけどあらすじと全挿絵を見ることができてうれしい。他にもすっかりお話を忘れている「ケンジントン公園のピーター・パン」、大好きな「不思議の国のアリス」と、どこを取っても大満足。欲を言えばもっと大きな版で見たいー!「2」もあるようなので楽しみ♪

  • seraphim

    図書室の本。アーサー・ラッカムが挿絵を描いた、5つのお話が、美しい挿絵と共に紹介されている。「ワンダー・ブック」「不思議の国のアリス」「ケンジントン公園のピーター・パン」「真夏の夜の夢」「ニーベルングの指環」の5編。色味を抑えた独特の色彩。流麗な線。彼の作風に影響を受けた人も多いという。お話も、なかなか読み応えがあり、面白かった。特に「ケンジントン公園のピーター・パン」は、児童書なので良く知られている、ピーター・パンの原型となったお話。本書を読むまで知らなかったが、読めて良かった。

  • 春ドーナツ

    J.M.バリは「ケンジントン公園のピーター・パン」の挿画を直接ラッカムに頼んだという。本書ではそのダイジェストが掲載されている。ディズニー映画の印象しかないので、プロトタイプに面食らう。以下、Wikipedia等で調べたことを書きたい。同書(全訳は古典新訳文庫と望林堂完訳文庫で読める)は「小さな白い鳥」(パロル舎にて本邦初訳。同社倒産の為、古書のみ流通)の抜粋だそうです。物語として大きく飛躍した戯曲への発展、集大成としての小説化という軌跡は、評伝(新書館と文溪堂から出ている)に当たると面白いかも知れない。

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