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夏蜜柑とソクラテス

新井紀子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794227966
ISBN 10 : 4794227965
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

数学者が綴る読解と思索の旅
読解力とは「人生を味わう力」だった!
数学者が“読む人”に向けて綴った珠玉のエッセイ集

AIと教育・数学リテラシーをめぐる活動で国際的にも知られる著者が、日々の出来事や大切な思い出に寄り添いながら綴ったエッセイを収録。過去の風景、大切な人とのやりとり、なぜか今でも心に残る一瞬‥それらをそっと取り出して言葉にし、その過程を通じて、「記憶とは何か」「人間とは何か」を深く洞察しています。日本エッセイスト・クラブ賞など数々の賞を受賞した著者が、数式では表せない記憶、感情、言葉の余白を表現し尽くした、まさに新境地となる1冊です。

【著者紹介】
新井紀子 : 国立情報学研究所 社会共有知研究センター長・教授。一般社団法人 教育のための科学研究所 代表理事・所長。東京都出身。一橋大学法学部およびイリノイ大学数学科卒業、イリノイ大学5年一貫制大学院を経て、東京工業大学より博士(理学)を取得。専門は数理論理学。2011年より人工知能プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトディレクターを務める。2016年より読解力を診断する「リーディングスキルテスト」の研究開発を主導。科学技術分野の文部科学大臣表彰、日本エッセイスト・クラブ賞、石橋湛山賞、山本七平賞、大川出版賞、エイボン女性教育賞、ビジネス書大賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • どんぐり

    2010年より、「ロボットは東大に入れるか」という人工知能プロジェクトディレクターを務める著者のエッセイ。新井さんは法学部出身でありながら数学者となった異色の経歴の持ち主。暇さえあれば編み針を動かすほどの編み物好きであり、料理自慢の母親でもある。このエッセイでは、イリノイ大学での留学時の思い出や、人工知能の知性と併せて女性としての情緒が交差する人生の断片が綴られている。読者は研究者としての顔とは異なる、彼女の意外な側面を発見することになるだろう。

  • coldsurgeon

    人工知能の機能と限界、その弊害などを研究する数学者である著者の、日常のささやかな楽しみ、学生時代からの思い出、AI学者として考えることなどが、記されたエッセイ。知性と感性がきらめくエッセイ集だ。孫たちにAIに対する気構えを伝えることが出来ると思う。

  • zooey

    素晴らしいエッセイ。手間暇をかけてお節を作ったり、残り物で即興の焼きそばを作ったり、庭で作物を育てていたかと思えば、皇居のお茶会に出かけたりTEDや国連で講演を行ったりと、エッセイのテーマの規模の振れ幅が地球規模に大きい。研究者であり女性であり母でありなどさまざまな背景、類稀な多くの経験、高い知性に裏打ちされて、日常のふとした出来事に向ける鋭い視点や気付きにハッとさせられる。

  • さとる@パクチー

    駄作エッセイ。AI vs教科書の読めない子供たちの著者。林真理子に憧れて綴ったエッセイだが読みにくい。餅は餅屋と分からず慢心した結果がこれ。文章がダメなので内容が入ってこない。シン読解力など学術書が良かっただけに残念。この人は素直に研究した結果を出版すればそれでヨシ。

  • Sin'iti Yamaguti

    マルチタレントとはこの人のことをいうのだろう。「数学が苦手だった」というのがどこまで本当かわからないが、「数学ができる」と「数学がわかる」が違うというのは妙に納得。これだけの知力を有しながら語り口はしなやか、話題も幅広い。感性も豊か。こんな先生の講義を受けられる学生はうらやましい。

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