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人工知能プロジェクト 「ロボットは東大に入れるか」 第三次aiブームの到達点と限界

新井紀子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784130614078
ISBN 10 : 413061407X
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

各教科の問題に取り組むなかで、何を乗り越え、何につまずいたのか。開発メンバーによる詳細な記録と分析。あの世界的なプロジェクトの全貌が明らかに。

目次 : 序章 東ロボプロジェクトは何を目指したか/ 第1章 各教科の取り組み・英語―言語処理技術の適用と深層学習の利用/ 第2章 各教科の取り組み・国語―テキストの表層的情報に基づくアプローチ/ 第3章 各教科の取り組み・世界史―テキスト情報源への情報アクセス手法に基づくアプローチ/ 第4章 各教科の取り組み・数学―深い言語処理と高速な計算代数の接合/ 第5章 各教科の取り組み・物理―シミュレータと図形描画を利用した力学問題の自動解答/ 終章 人とAIの協働で生産性は向上するか?

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • koji

    斜め読みですが、AIの思考を知るには面白い本でした。例えば、世界史の大論述問題(例えば4〜6世紀のオアシスの道の政治・宗教上の展開を600字以内、7つの指定語句で記述する問題)なども、山川や東京書籍の教科書を全てコンピュータに載せ、これに研究、実証が進んでいる機械学習の解法モデルでAIに論述させていけば、それなりの回答がでてきます。ただ試験官の採点もさほど高くないんですよね。私も言葉の取捨選択、論述の滑らかさが気になりました。でも、これって採点を機械に任せれば高くなることの裏返し?人のいらない世界の到来?

  • shin_ash

    新井先生の東ロボプロジェクトの報告で、現在のAIの性質と限界に関する検証の記録でもある。レビューに相当する1章〜5章は、最新のAI技術だけでなく、その科目についても知識が無いと完全に理解することは難しいだろう。しかし、本書で重要なのは、はじめに・序章・終章・おわりにであって、本書が訴える本質的な問いがまとめられている。それは「意味が理解できる人間が、意味が理解できないAIを使いこなして生産性を向上させるには、その役割分担はどうあるべきか?」である。この部分こそ、多くの人に読んでもらいたい重要な問いである。

  • ntscp2020

    東ロボプロジェクトの各教科の仕組みを解説した本だが、自分には難しすぎた。書いてあるのかもしれないが、解答に至るアプローチより、前提となる知識のインプットを知りたかった。まさに今流行っている生成AIとはどのように違うのだろうか。

  • 鴨長石

    東大合格を目指すAI「東ロボくん」の進化と受験結果の記録。自分が何となく想像していたAIとかなり実態は違っていて、何というかAI自体を進化させるというよりも、問題をいかに噛み砕いたデータとして(現在のAIでも処理できるように)食わせるかというようなことに取り組んでいるように感じた。この1・2年で爆発的に広まっている生成AIは別のアプローチな気がするが、専門知識が足りないのでよくわかっていない。生成AIを含めた最新の知見が待たれる。

  • natukoba

    新聞に新井氏のチャットGPTの記事があり、子供は小さいときにはサルとして育てよという一文が気になり、どんな人かと。とても優秀な方でした。どうも方向性がつかめず斜め読み。「2001年宇宙の旅」のハルを思い出し、そちらにシフト、本に当時(2017年)の新聞記事がはさんであり、AIの怖いところは「AIに地球に一番いい環境とはと聞くと人類が最も悪影響を及ぼすので、排除しようという結論に至る」とありました。

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