ゴルフ プロの「飛ばし」が身につく! 二重振り子スイング

二重振り子スイングとは、２つの振り子でボールを打つスイングのことです。その２つの振り子とは、１つめは「身体の回転によって生まれる腕の振り子」、２つめは「手首から先のクラブの振り子」です。この２つの振り子を使ってクラブを動かすと、やがて大きな円弧になりますが、これが正しいクラブの動き。きれいな円弧になれば、体操の鉄棒で見られる大車輪のように、軌道も安定するし、ヘッド（大車輪では両ツマ先）のスピードも上がります。つまり、「２つの振り子を使って、ヘッドできれいな弧を描きましょう」というのが二重振り子スイングの目的になります。

目次 : 第１章　二重振り子スイングの作り方（“脇固定ポジション”で身体と腕の一体感が生まれる/ 投げ縄状態を作りやすい“脇固定グリップ”　ほか）/ 第２章　基本の動き（呼吸がしやすい姿勢で構える/ 構えでは軸は右に傾けておく　ほか）/ 第３章　二重振り子スイングをさらに完璧なものに！（右手の感覚を変えずに両手でスイングしたい/ アッパーブローとダウンブローの違いとは？　ほか）/ 第４章　二重振り子スイングを手に入れるためのドリル（脇固定ドリル“基本ドリル”/ 軸回転ドリル“基本ドリル”　ほか）

【著者紹介】
新井淳 : 栃木県東宇都宮ＣＣでの６年間の研修期間中、ミニツアー、ＪＧＴＯクォリファイングトーナメント出場を経てゴルフ指導へ転向。並行してアスレティックトレーナー養成専門学校にてトレーナー理論、実習を受講し、ゴルファーにおける「動きづくり・パフォーマンス向上」を研究する。その後、大手スポーツクラブゴルフ部門にて店舗運営、管理、スタッフ育成、イベント企画などを５年間担当し、２０１４年１１月に『Ｓｃｏｒｅ　ｐｅｒｓｏｎａｌ　ｇｏｌｆ　ｌｅｓｓｏｎ』を開講。打撃動作、および改善、コースデビュー支援等の完全個別指導を行い、またＹｏｕＴｕｂｅチャンネルを開設するなど、あらゆるレベルのゴルファーをサポートしている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）