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理系の視点からみた「考古学」の論争点

新井宏

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784479840688
ISBN 10 : 4479840680
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2007
Japan

Content Description

三角縁神獣鏡は魏鏡か。弥生時代は500年遡るのか。古墳築造はどんなモノサシで造られたか。弥生時代には製鉄は行われなかったのか。理系の立場から「考古学」へ、基礎データに基づく説得力あふれるアプローチ。

【著者紹介】
新井宏 : 1937年東京都生まれ。1960年東京工業大学物理卒業。日本金属工業常務取締役を経て、韓国国立慶尚大学招聘教授(2001年〜)工学博士。専門は金属考古学・古代計量史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Makoto Yamamoto

    炭素14同位元素をもって年代が特定できるとのことだったが、実際は結構難易度が高いことが伝わってきた。 海に近い所と離れたところ、資料が少ないと大きなブレがあったり、特定のエリア、年代では誤差が大きいとか。 個人的には理系のアプローチで何か新しい説が出ることを期待していたが、必ずしもそうではなさそうだった。 邪馬台国の場所を特定するような発見があるのかと勝手に期待していたが。。。 少なくとも卑弥呼が魏から賜ったとする三角縁神獣鏡は中国製ではないとの結論は興味深かった。

  • (ま)

    三角縁神獣鏡は魏鏡にあらず

  • Book shelf

    著者は現在、韓国の大学で招聘教授として活躍する金属を専門とする方であるが、もともとはサラリーマンで、仕事の傍ら、研究を続けていたという経歴の持ち主。どの章も面白かったです。三角縁神獣鏡、年代測定、金属考古学、いずれも日本考古学にとって大きな課題を含んでおり、今後の研究の進展を誰もが待っているという状況ですが、この本書のような指摘は、されてきたのかどうか、考慮するに値する議論なのか。とても興味深いところです。

  • たぬき

    理系の視点 理系の視点から見た論争点 理系の視点から見た論争点の結果 三番目が目的であると 読了は早い

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