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楠木正成

新井孝重

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784642080668
ISBN 10 : 464208066X
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2011
Japan

Content Description

民間武装民の戦力を基礎に、巨大権力鎌倉幕府と戦った、楠木正成とは何者か。その意外なルーツと合戦の実態を探り、蜂起から敗北までを活写。戦前来の忠臣像から解き放ち、「生ける正成」に光を当てる注目の書。

【著者紹介】
新井孝重 : 1950年埼玉県に生まれる。1973年早稲田大学第一文学部卒業。獨協中学高等学校教諭を経て、獨協大学経済学部教授(日本社会史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 衛府蘭宮

    元得宗被官ながら、武装民のネットワークを駆使して戦う人物として楠木正成を描くとともに、幕末畿内の流動化する雰囲気を活写する。黒田悪党を研究してきた著者らしく、「革命化する大衆」「沸騰する時代のエネルギー」などといった独特な用語法が特徴的である。なお、建武政権下の正成にはほぼ言及されていない。8頁、218頁の史料解釈には疑問符がつく。

  • とし

    鎌倉末期の動乱を、楠木正成を軸に総覧できる良著。 建武の親政はなぜ瓦解したか、足利尊氏の置かれた状況や心境なども、非常によく理解できる。 正成の活躍には、悪党、賤民、非人、山伏、芸能民といった、身分卑しき名もない武装民たちが大きく関わっていた。正成の千早城篭城による回天計画の成功は、「彼ら」の熱烈な支持があったればこそ。そして正成の没落と滅びは、後醍醐の王権側に取り込まれて「彼ら」から切り離されたときにすでに決まっていた。 正成自身、すべてをわかった上で、死ぬために湊川合戦へと出陣してゆく心情が切ない。

  • 汀松@真言宗

    「正成がどういう人物か」ではなく、正成が活躍する期間の概説書。

  • 積杉

    地元の英雄なので読んでみましたが、関連する小説などの知識がないと少し難しいと感じました。

  • 淡嶺雲

    再読。以前はきちんと読めていなかった気がする。

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