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護良親王 武家よりも君の恨めしく渡らせ給ふ ミネルヴァ日本評伝選

新井孝重

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784623078202
ISBN 10 : 4623078205
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

護良親王(一三〇八〜一三三五)鎌倉時代後期の皇族。皇族武将護良親王は、南北朝動乱期に一代の軍事英雄として華々しく登場した。だが、その足跡には謎が多い。本書では内乱期中世を疾風のように生きぬいた護良のすべてを、大胆な史料の読み直しを通して明らかにする。

目次 : 第1章 不思議の門主/ 第2章 京と鎌倉/ 第3章 忍び忍びに/ 第4章 護良と楠木、赤松/ 第5章 落ちぬ六波羅/ 第6章 征夷大将軍/ 第7章 父子愛憎/ 第8章 護良の怨念

【著者紹介】
新井孝重 : 1950年埼玉県生まれ。1973年早稲田大学第一文学部卒業。1983年早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)。現在、獨協大学経済学部教授(日本社会史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • こぽぞう☆

    ミネルヴァ日本評伝選。後醍醐天皇の第一皇子?護良親王の評伝。反幕戦争の核となった人。足利尊氏の台頭がなかったら、後の世の将軍家の祖となったのだろうか?

  • 護良親王は戦前の児童書が最初の出会いだったので、悲劇のプリンス的なイメージが強く、ありていにいえば干物としての最初の推しであり、鎌倉宮にも何度もお参りにいってるのですが、やっぱり気の毒な人だよなあと思う。まず父親がひどい。北畠親房の姪が産んだ息子も護良親王と同じような運命を辿ってて、ホント負の連鎖だよなと思ってしまう。平家の群像で、父の初子を父太郎と呼び、正室の初子を母太郎と呼ぶってあったんけど、重盛も護良親王も直冬も父太郎で、母太郎との争いに負けた人なんだよなあって。

  • いきもの

    反乱で一番頑張った上に中心人物だったのに父親にあっさり用済み扱いされた上、中途半端に尊氏の当て馬にされるという扱いが雑な悲運の皇子。色々とカオスな南北朝だけど生き残ったりしたらもっとカオスになりそうなので妄想は膨らむ。興良親王も賀名生を燃やして歴史からフェードアウトするのも悪くない。

  • Minoruno

    討幕運動を初期から引っ張っていったにも関わらず、後半から倒幕に加担した足利氏にお株を奪われる形で権限を縮小され、最終的には非業の死を遂げる。強力な家臣団とそれに付随する軍事力を有した足利氏に比べ、僧兵や所在を持たない雇われ兵が主力で、主従関係に基いた特別な軍隊を持ち得なかった親王。この辺りの地盤の脆さが最終的な差になったように思った。

  • ほうすう

    護良親王についての伝記としては分かりやすく面白かったが、2016年に出版された本にしてはいささか古い印象を受けた。 『太平記』と『梅松論』に基づいて書かれている感じで後醍醐天皇にしても、足利尊氏・直義兄弟にしても、北畠親房にしても最近の研究があまり反映されてないのではと思う。

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