ベクトルと行列

本書は、大学の理工系学部初年次生を対象にまとめられた線形代数学の教科書である。授業の教科書としての利用はもちろんのこと、読者が自習にも使えるための本を目指し、抽象的な概念を天下りに与えることはせず、具体例を多く交え、段階を踏んで少しずつ進んだ内容に到達できるようまとめられている。

目次 : １　ベクトルと空間図形/ ２　行列と１次変換/ ３　連立１次方程式と行列/ ４　行列式/ ５　数ベクトル空間/ ６　固有値・固有ベクトル/ 付録　集合と写像/ 問および演習問題の略解

【著者紹介】
新井啓介 : ２００５年東京大学大学院数理科学研究科博士課程修了。現在、東京電機大学未来科学部准教授、博士（数理科学）

池田京司 : ２００１年東京大学大学院数理科学研究科博士課程修了。現在、東京電機大学工学部准教授、博士（数理科学）

出耒光夫 : ２００８年北海道大学大学院理学研究科博士課程修了。現在、岡山大学大学院教育学研究科講師、博士（理学）

国分雅敏 : １９９５年東京都立大学大学院理学研究科数学専攻博士課程修了。現在、東京電機大学工学部教授、博士（理学）

藤沢太郎 : １９９５年東京工業大学大学院理工学研究科数学専攻博士課程修了。現在、東京電機大学工学部教授、博士（理学）

三鍋聡司 : 東京電機大学工学部准教授。博士（数理学）

宮崎桂 : 東京電機大学未来科学部教授。Ｐｈ．Ｄ．

山本現 : 東京電機大学工学部・未来科学部非常勤講師。博士（理学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）