Books

廃遊園地の殺人 実業之日本社文庫

斜線堂有紀

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784408559032
ISBN 10 : 4408559032
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan

Content Description

銃乱射事件のため廃墟となった遊園地。時を経て集められた廃墟マニア、そして事件は起こる。驚愕の本格ミステリ、待望の文庫化!

【著者紹介】
斜線堂有紀 : 1993年秋田県生まれ。上智大学卒業。2016年『キネマ探偵カレイドミステリー』で第23回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受賞しデビュー。20年『楽園とは探偵の不在なり』が第21回本格ミステリ大賞(小説部門)の候補に、24年『回樹』が第44回日本SF大賞の最終候補作、第45回吉川英治文学新人賞の候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 森オサム

    タイトルのインパクト(廃墟好きの感覚が分からんので)と、単行本からの全面リライトとの点に惹かれ文庫化を待って購入。感想としては、やはり廃墟の魅力は分からんかった所、謎めいた言動の主人公の設定が生かされてない所は気になった。リライトに関しては単行本との比較が出来ないので保留だが、読み辛くは感じなかったので良かったのでは。ミステリの形としては、クローズドサークルでの連続殺人、プラス過去の因縁との繋がりとは?、と言う王道本格で、端正な美しさは感じ無かったが、若い作家の熱量が伝わる力作。まずまず楽しく読めました。

  • かな

    約3年前に刊行された作品の文庫版ですが、作者もあとがきで書いていますが、ほぼ書き直しという全面改訂版だそうです。登場人物の何人かは複雑で読みにくい名前が読みやすい名前になっていました。基本的な内容は変わっていないのですが、シリーズ化するための工夫が随所にみられるのと、どこがどうと言われるとあれなのですが会話の内容や複雑になりそうなところの簡潔化みたいなのがあり読みやすくなっていました。「廃墟探偵シリーズ」として年内には続編が出るという事なので期待して待ちたいと思います。

  • よっち

    プレオープン中に起きた銃乱射事件のために、閉園へと追い込まれたテーマパーク。かつての夢の国に招待された廃墟マニアのコンビニ店員・眞上が連続殺人事件に遭遇するミステリ。「イリュジオンランドは、宝を見つけたものに譲る」という廃墟コレクターの資産家・十嶋庵からの伝言。様々な思惑を抱えて宝探しを始めた招待客たちが遭遇する連続殺人事件。遊園地誘致と過去の事件を巡る因縁はなかなか複雑で、積み重ねていった伏線を鮮やかに回収していきながら、意外な展開から事件の真相を見事解き明かしてみせたその結末はなかなか良かったですね。

  • lucifer

    ある事件によって開園せず廃墟となってしまった遊園地。その廃遊園地を買った酔狂な廃墟好きの富豪に招待を受け集まった、廃墟マニアな主人公等と遊園地の元関係者達。そら事件が起こらない理由ないじゃないですか。もうそれだけでワクワクが止まらなかったので、第1殺人までちょっと長かったけど乗り切れた。その後は、期待を裏切らないスリルとミステリーが押し寄せかなり面白い。ただ、廃墟好きの富豪は良いとしても主人公自身が胡散臭すぎてその辺りはノリきれなかったが、“廃墟探偵”シリーズとして続くようなのでこの先に期待。

  • おぬち

    正式オープン前に銃乱射事件が起こり、現在は廃墟になった遊園地に招待され集められた9人。そこの所有権をかけた宝探しが始まるが参加者殺されて... というストーリー。ぶっちゃけタイトルと表紙にハードルを爆上がりされ、さらに設定でぶちあがった割にはといった感じであった。が面白かった。廃墟収集者、廃墟愛好家という素晴らしい設定には今後も期待せざるを得ないときめき。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items