青果物流通とマ-ケティング活動

本書では、卸売市場の現状を出荷者と卸売業者、卸売業者と仲卸業者、仲卸業者とスーパーマーケットの取引実態を通して考察し、買い手優位にシフトしつつある青果市場（マーケット）への対応をマーケティング活動としてとらえ、さらに、マーケティング活動に必要な情報活動を提案し、各産地が生産・出荷している個々の青果物に対するマーケティング活動を各産地へ提案する。

目次 : 第１章　産地の願いと出荷団体の出荷業務/ 第２章　出荷者と卸売業者の取引き/ 第３章　卸売業者と仲卸業者、仲卸業者とスーパーマーケットの取引き/ 第４章　野菜・果実を有利に販売する手立てとマーケティング活動/ 第５章　市場流通と情報活動/ 第６章　主要野菜・果実のマーケティング活動への提案

【著者紹介】
斎藤義一 : 昭和８年愛知県西尾市生まれ。３３年岐阜大学農学部卒業。３３年愛知県経済農業協同組合連合会入会。企画管理課長、建設、園芸、米穀各事業部長、参事を歴任。平成４年（財）愛知県農業振興基金常務理事。６年岐阜大学農学部非常勤講師。８年愛知県立農業大学校講師。平成３年、農学博士

三原成彬 : 昭和１６年東京都生まれ。３９年東京農業大学卒業。３９年東京丸一青果株式会社入社。４２年合併により東京青果株式会社に社名変更。平成２年果実第三部長。５年取締役果実第三部長。９年常務取締役果実事業本部長。１１年常務取締役果実事業本部長、商事事業部担当（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）