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ISBN 10 : 4309409423
Content Description
トラウマ、癒し、ストレス、プロファイリング…あらゆる社会現象が心理学・精神医学の言葉で説明される「社会の心理学化」。精神科臨床のみならず、大衆文化から事件報道に至るまで、分野を超えて同時多発的に生じたこの潮流の深層に潜む時代精神を鮮やかに分析。来るべき批評と臨床の倫理を追求する。
目次 : 1章 表象されるトラウマ―書籍・音楽編/ 2章 表象されるトラウマ―ハリウッド映画編/ 3章 精神医学におけるトラウマ・ムーブメント―PTSD、多重人格、ACにおける濫用/ 4章 カウンセリング・ブームの功罪―来談者中心の弊害、そして心のマーケット/ 5章 事件報道にかつぎ出される精神科医―「不可解な犯罪」を物語化する欲望/ 6章 こころブームから脳ブームへ?―「汎脳主義」への批判/ 終章 「心理学化」はいかにして起こったか―ポストモダン、可視化、そして権力/ 付録 「ひきこもり系」×「じぶん探し系」
【著者紹介】
斎藤環 : 1961年生まれ。精神科医。専門は思春期・青年期の精神病理、病跡学、ひきこもり問題の臨床・啓蒙活動。サブカルチャー、映画、アートなどの批評の仕事にも定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Creator:望月ハルヒ
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