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ISBN 10 : 4872598504
Content Description
「コント」「壁小説」「原子小説」「四〇〇字小説」「けし粒小説」「ショートショート」エトセトラエトセトラ…すがたかたちを変え、大衆に親しまれてきた“ごく短い小説”の百年を検証する―
目次 : 第1部 近現代日本の掌編文学―コントを中心に(日本掌編文学史―一〇〇年の素描/ 「コント」と「掌編小説」の発生―一九二〇年代中期/ 拡散するコント―一九三〇年代を中心に/ 武野藤介論―「コントの神様」の執筆活動)/ 第2部 掌編文学とメディア―新聞から(「ニュース小説」という試み―『時事新報』と文学者/ 戦後の新興地方紙と掌編文学/ 戦後の全国紙と掌編文学―特集を中心に)/ 第3部 掌編文学を読む(太宰治『あさましきもの』―再帰的構造/ 織田作之助『実感』―掌編文学の生成/ 坂口安吾『復員』―凝縮された内面の劇/ 杉山平一『お菓子』『軌道』―ジャンルの境界/ 三島由紀夫『恋文』『日食』―被占領下のメディアのなかで/ 松本清張『「過去の女」報告書』―長編への助走/ 村上春樹『ことわざ』―言葉の手ざわり)
【著者紹介】
斎藤理生 : 1975年生。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)(大阪大学、2004年)。2006年に群馬大学教育学部講師、2008年に同准教授。2014年より大阪大学大学院文学研究科准教授。2021年、同教授を経て、同人文学研究科教授。専攻は日本近現代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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