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ISBN 10 : 4763408542
Content Description
法の支配を堅持し、権力の抑制と均衡を図る“人権の砦”である司法が、いま、おかしい。裁判員制度が示す、グローバル化における国家の変容、政府の役割の変化、そして司法のポピュリズム化―ポピュリズムが蔓延する世界を司法は抑止できるのか。
目次 : 第1講 民主政治における司法の役割―権力の抑制と均衡/ 第2講 民主主義と自由主義―多数の支配か、法の支配か/ 第3講 ポピュリズム化する政治―司法は大丈夫か/ 第4講 司法の民営化―福祉国家から治安国家へ/ 第5講 司法の治安機構化―警察と司法の連動/ 第6講 裁判員の義務と思想・良心の自由―死刑は正当化できるか/ 第7講 プロフェッショナルとしての裁判官―改革すべきは司法官僚制/ 第8講 破綻する裁判員制度―廃止するしかない/ 第9講 ポピュリズムはファシズムか―司法と民主主義の危機
【著者紹介】
斎藤文男 : 1932年和歌山県生まれ。1956年京都大学法学部卒業、58年大阪市立大学大学院法学部研究科修士課程修了。1961年九州大学教養部講師、助教授、教授をへて同法学部教授。1996年定年退官、名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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おさむ
読了日:2018/07/26
うがり
読了日:2019/07/18
takao
読了日:2025/08/04
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