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図解 人類の進化 ブルーバックス

斎藤成也

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065261361
ISBN 10 : 4065261368
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

誕生、絶滅、拡散―人類の進化を一冊に凝縮!研究手法の進歩や新たな発見で、多様な人類の系統のどのグループが、世界のどこでどのように進化してきたのか、より詳しくわかってきた。進化の根本であるゲノムDNAの変化を研究する分子進化学、化石骨を中心に研究する古人類学、地層の年代や骨の成分を研究する先史学、形態の進化を遺伝子から調べる発生進化遺伝学のそれぞれの専門家の視点で徹底解説。

目次 : 第1部 進化のしくみ(進化とは/ 進化の中心、ゲノムDNA/ 人類進化の年代を測る/ 過去の環境変動を探る)/ 第2部 人類のあゆみ(哺乳類の誕生から霊長類の出現まで/ サルからヒトへ〜猿人の登場/ 原人の進化とユーラシアへの拡散/ 旧人の出現とネアンデルタール人の謎/ 現生人類(ホモ・サピエンス)の起源/ 複雑化する文化〜私たちホモ・サピエンスを理解する ほか)

【著者紹介】
斎藤成也 : 1987年、東京大学大学院理学系研究科人類学専攻博士課程中退。理学博士。現在、国立遺伝学研究所集団遺伝研究室教授、琉球大学医学部特命教授(クロスアポイントメント)、総合研究大学院大学生命科学研究科遺伝学専攻教授(兼任)、東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻教授(兼任)

海部陽介 : 1995年、東京大学大学院理学系研究科人類学専攻博士課程中退。博士(理学)。現在、東京大学総合研究博物館教授

米田穣 : 1995年、東京大学大学院理学系研究科人類学専攻博士課程中退。博士(理学)。現在、東京大学総合研究博物館教授

隅山健太 : 1996年、東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻博士課程修了。博士(理学)。現在、理化学研究所生命機能科学研究センター高速ゲノム変異マウス作製研究チームチームリーダー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 樋口佳之

    突然変異は偶然に出現するため、目的をもちません。ところが人類は発達した脳を用いて目的を明確化し、その目的に合った道具やシステムをつくりあげてきました。このような最初に目的ありきというシステムは、生物進化の中ではきわめて特殊なものなのです。私たちは人類なので、目的を設定して行動するスタイルに慣れていますが、これは人類のもつ特殊性のひとつ/ごく当たり前の事なのかも知れませんが、日々の思考、判断の中でこの事を忘れずにいるっていうのは大変ではと読みました。動物界を擬人化したり、あるいはその逆も。

  • びっぐすとん

    図書館本。前半はゲノムだとかかなり専門的な内容を噛み砕いて説明してくれているのだが、それでも理解かわ難しかった。後半は直接ホモサピエンスに関わることなので、興味をもって読めた。科学技術の進歩に伴い、様々な測定法で多角的に検証することで、より正確な年代測定が出来るようになったことや、日本人の起源、今後のホモサピエンスの進化など、気になる問題について書かれていて面白い。地球人が火星に移住して、ホモサピエンスから分かれていく、そんな未来も本当にいつか訪れるのかな。

  • 翠埜もぐら

    前半はゲノムやら遺伝子やら年代測定法やらの数学絡み。後半人類の歩みは学生時代に教わったことから大きく変わっていたことに驚きました。私の頃は「考古学」が主流だったのに、今やミトコンドリアDNAの解析により現生人類から過去へさかのぼることができるのですね。最後に人種とは何かと人類の未来について言及していますが、50年後の高校生、男子の方が顎が小さくなってないか? ちなみに私は「やることやったら子供ができて、その子供同士もやることやると子供ができるのが同種」と教わりました。よって現生人類は一種だそうです。納得。

  • はちめ

    2009年に出版された本の新書判。2000年代初頭の発掘、研究成果が紹介されており、この分野の研究の進歩が著しいことが良くわかる。イラストや写真も豊富で700万年の人類の進化、そしてホモサピエンスの世界への進出、日本人の起源などがコンパクトにまとめられていて分かりやすい。特にゲノム分析の様々な研究成果が紹介されており、日本人の起源を考える上に参考になる。最後に、将来の日本人の顔に関する研究が紹介されていて、研究自体が20年前のものなので半分近く経過しその顔が実現しつつあるように感じられて面白い。☆☆☆☆☆

  • チューリップ

    2009年に出た本の改訂版。バリバリ文系なので理解出来るかなあと少し不安だったけどそこまで小難しく感じなかった。遺伝子の所で数式出てきた所はよく分からなかったけど。人類の歴史を追っていく本だから歴史の本読んでいるような感覚で読んだ。人間の祖先は遥か昔から存在しているけれど、化石発掘して本格的に研究されるようになるのは結構近代に入ってからなんだと読んでいてびっくりした。ダーウィンの進化論で1800年代だし思っていたよりも近代なんだなって思った。大陸移動説とか小学生の時勉強したなって要素も出てきて懐かしかった

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