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斎藤恵子詩集 現代詩文庫

斎藤恵子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784783710257
ISBN 10 : 4783710252
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

第1詩集『樹間』の鮮烈な登場から『無月となのはな』(晩翠賞、日本詩人クラブ新人賞)をへて、これまで6冊の詩集によって、その存在を際立たせてきた詩人による初めての選詩集。

目次 : 詩集“樹間”から/ 詩集“夕区”から/ 詩集“無月となのはな”全篇/ 詩集“海と夜祭”全篇/ 詩集“夜を叩く人”から/ 詩集“熾火をむなうちにしずめ”から/ エッセイ/ 詩人論・作品論

【著者紹介】
斎藤恵子 : 1950年岡山市生まれ。岡山操山高校、岡山大学法文学部史学科卒業。企業勤めを経て2008年から14年まで岡山市内の私立高校講師。高校時代に詩を書いていたが長く遠ざかり、1997年から再び書き始める。「詩学」「現代詩手帖」への投稿を経て、2004年、第1詩集『樹間』、次いで『夕区』(06年)、『無月となのはな』(08年、第50回晩翠賞、第19回日本詩人クラブ新人賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • SIGERU

    気になっていた詩人、斎藤恵子。このたび現代詩文庫から刊行されたので、一読した。「夜更けにドアを叩く人がいます ぱむ ぱむ ぱむ」。宅配便の配達人だった。しかし、彼の背後には黒い服の男たちが居て、家に押し入ってこようとする。阻止しようと必死なわたしの傍らには、老いた母が居て、呆れたように見つめている。やがて、配達人と共に、黒い服の男たちは立ち去る。母もまた、影を残して消える。「遠く夜を叩いている音が聴こえてきます とむ とむ とむ 生きているから恐ろしい 静かな風が吹いています」(『夜を叩く人』)。

  • T. Tokunaga

    図書館にあったので読んでみたが、ところどころ「よいねぇ」と思ったりはしつつ、「これって、要するに、詩の新人賞がとれそうなレベルのよさから、発展がないということではないか」となったが最後、何がよかったのかすらわからなくなってしまった。

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