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別冊nhk100分de名著 パンデミックを超えて 教養・文化シリーズ

斎藤幸平

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784144072826
ISBN 10 : 4144072827
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ケイトKATE

    番組を視聴した時、目を開かされた気持ちになった。このテキストを読んでもその気持ちは変わらない。新型コロナウイルス感染によるパンデミックによってそれまで常識となっていたものがいとも簡単に覆された。パンデミックによって分かったことは、資本主義の限界、「直立人」だけでなく「横臥者」の視点、危機的状況下で強くなる権力、災厄の中から社会の本質が見えることである。スラヴォイ・ジジェク、ヴァージニア・ウルフ、大杉栄、ジョゼ・サラマーゴの著書はパンデミックで混乱する世界と向き合うために、私たちは読まないといけない。

  • ののまる

    なるほど。『ダロウェイ夫人』をスペイン風邪の背景から読むと、新しい発見。

  • シルビア

    パンデミックという言葉は知ってはいながらもこうして使われるようになってからが恐怖を覚えるようになりました。その恐怖の視点を政治的視野に広げていくと衝撃が広がりまさにパンデミックが独り歩きしない恐怖であることがわかります。テレビと一緒にこの本を経験したいと思いましたがタイミングが合わずに残念。100分de名著シリーズは読み解きの指南書であり、読み手にどうよと問いかけても来るので大事にしていきたいシリーズです。

  • KATSUOBUSHIMUSHI

    4人中3人は市場を守るために強権をふるう混乱した政府に連帯で対抗しようという社会主義や無政府主義的な考え、小川公代は病人同士が孤独の共感を介してつながるというバタイユの思想にも関連しそうな考えを語っている。どの章もニュースで語られるような俯瞰的な視点ではなく、コロナ禍で生きる個人にフォーカスした統一感のある内容で、非常に面白く読むことができました。

  • rockwave1873

    ジジェク『パンデミック』:1.資本主義で「カフェイン抜きのコーヒー」と比喩する見せかけの取り組みが蔓延している2.思考を停止させる「無知への意志」@陰謀論A科学への妄信B問題を知らないかのように振る舞うこと 大杉栄『大杉栄評論集』:1.自分の自我だと思っている大部分は、他人が無意識的にもしくは意識的に、我々に強制した他人の自我である。2.「無支配主義者」として「美は、真は、ただ乱調にある」と主張  サラマーゴ『白の闇』:1.パンデミックによる無秩序状態を患者側から描いた「カミュのペスト」に対比される書物。

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