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小児性愛という病

斉藤章佳

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784893089267
ISBN 10 : 4893089269
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

150人を超える小児性犯罪者に関わってきた著者が語る、加害者の心理とは?“認知のゆがみ”とは、何か?衝撃の現実!

目次 : 第1章 純愛幻想と飼育欲―その身勝手な論理/ 第2章 問題行動―病と気づくまで/ 第3章 逆境体験―依存症から抜け出すために/ 第4章 児童ポルノ―加害の引き金になるもの/ 第5章 犯行現場―加害者はすぐそばに/ 第6章 再犯防止―期待される有効な治療とは?/ 第7章 回復責任―“やめ続ける”ために/ 第8章 支配感情―敬われたい男たち/ 対談 “加害しない自分”をどのように保ち続けるか?子ども性加害経験者に話を訊く

【著者紹介】
斉藤章佳 : 精神保健福祉士・社会福祉士/大森榎本クリニック精神保健福祉部長。1979年生まれ。大学卒業後、アジア最大規模といわれる依存症施設である榎本クリニックにソーシャルワーカーとして、アルコール依存症を中心にギャンブル・薬物・摂食障害・性犯罪・児童虐待・DV・クレプトマニアなどあらゆるアディクション問題に携わる。その後、2016年から現職。専門は加害者臨床で「性犯罪者の地域トリートメント」に関する実践・研究・啓発活動を行っている。また、小中学校での薬物乱用防止教室、大学や専門学校では早期の依存症教育にも積極的に取り組んでおり、全国での講演も含めその活動は幅広く、マスコミでもたびたび取り上げられている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • akiᵕ̈

    様々なアディクション問題に携わってきている著者が実際に接した人たちの言い分や、巻末には実際起きた事件がズラリと記載されていました。読んで気持ちの良いものではありませんが、物事の見方、考え方、捉え方といった思考の歪みが、絶望的な程に隔たりがある人たち。怪しい人には気をつけてと言うが、見た目はごく普通、線が細く柔和なイメージを持つ人をどう判断したら良いのか子供には到底無理な話。“どんな環境で育てられるか”がとても重大な事であるということを考えさせられる。

  • BUBI

    臨床の立場から、子供への性暴力がなぜ起こるのか、しっかりと分析された本です。衝撃的なのは、子供に性的な欲望を覚え、強要し、それが発覚しても「相手が誘ってきた」「愛し合っていたのに何が悪い」と自分のしたことを受け入れられない彼らが、ごく普通の人間であること。自分の欲望は受け入れられるべきであり、受け入れないのは世の中が悪いのであって、自分がしたことは正当であると彼らは信じていますが、そういう人間を生み出しているのは紛れもなくこの日本社会であること。女性も子供も、男性を癒すために存在しているんじゃないのにね。

  • ochatomo

    人は間違いを犯すものであるが、幼女への性暴力だけは1度でも許すことができないと感じてきた(刑務所の中でも蔑まれるそう) 副題がつけられており題名は「小児性暴力」が適切と思う “はじめに”で『社会の中で学習された行動』の指摘に驚愕!! 前半は加害者の言い分が続いて気分が悪かったが、後半は再犯防止策 『日本は女性にかわいさと未熟さを求める社会であり』『男性が優位でなければならないとする社会が認知の歪みを強化し、性暴力を助長している』 『社会が変わらない限り、子どもは守れない』 2019刊

  • 小鈴

    この本は家族「外」の小児への性加害者(以下ペド)の再犯を抑止するための依存症治療を行う社会福祉士が、治療に繋がった加害者の実態をまとめた本。読んでいて吐きそうになりましたが彼らは社会に帰ってくる。性犯罪者は再犯率が高い。まずは目をそらさずありのままに知ること。優しい見た目、いじめられっ子、子供に関わる職につきやすい。ペドのきっかけはストレスに晒されたときにたまたま見たロリ雑誌でパーっと拓かれる。パンドラの箱をあける。ペドは出所後は病院とつながり連絡をとり続けるシステムが必要では。

  • 澤水月

    十歳余りの女児が本気で「感じ」「嬌声」上げたと信じる人々…加害者側の「認知の歪み」をクリニックに繋がった者の証言から綴り、せめて実社会に害を及ぼさぬよう「やめ続け」させようとする著者。薬物、酒と異なりとにかく止めねば被害者が増えるばかりで治療という概念を危急に広める必要ある(唸るしかないことにGPS装着、前歴知らせるミーガン法共に公費多くかかる割に再犯率低下は数%という資料もあるという)。男児標的も多い。当事者証言は半p、数行読んでも吐き気がするが貴重な証言ではある。ペドはム所でも最底辺と蔑まれ(コメ続

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