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世界の民族衣装図鑑

文化学園服飾博物館

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784899774969
ISBN 10 : 4899774966
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2019
Japan

Content Description

世界69カ国の民族衣装を約500点の写真からビジュアルで楽しめる!
民族衣装が語る気候風土や民族の歴史と暮らし。その素材や技法も解説。

民族衣装はお祭りや結婚式など、とくべつな機会に着るものであると思われがちですが、そうではありません。
もともと気候や風土、暮らし方などによってその地域の人々の生活に適応する理にかなった形態が生じるとともに、
それが時代や社会状況、さらに異民族の影響などによって変化してきたものです。

民族衣装の形状や文様、素材などには、気候風土ばかりか、民族の歩んだ歴史、
暮らしぶりや思想、思考などが表れておりまさに「服は口ほどにものを言う」のです。 グローバル化によってさまざまなものが画一的になる中、民族衣装は世界には多様な価値観が存在することを教えてくれます。
衣服はただ人を覆うだけのものではなく、「装うこと」で何かを表したり、意味を込めたりする、それは現在の私たちも同じです。

本書では文化学園服飾博物館のコレクションの中から各国の民族衣装を紹介します。
私たちが毎日何気なく着る衣服について、意識を向けるきっかけとなれば幸いです。

【本書の構成】
第1 章 民族衣装の基本
第2 章 各国の民族衣装
第3 章 民族衣装で世界がわかる

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 帽子を編みます

    文化学園服飾博物館の収蔵品の民族衣装を本にしたものです。さすが文化学園だけあり服装、服飾を学問的に分類、考察する視点が興味深いです。その土地の気候、文化的な影響などから民族衣装が発展進化してきたことがわかります。アジアの衣装がたくさん載っていて、それに中国の影響があるのは確かに納得します。更紗模様、ペイズリー柄にも各地の変容があるのは細かいながら面白く感じます。羊の角にカシューナッツ、マルメロなど。きっとファッション関係の学科ではレポートの参考になる一冊でしょう。博物館で現物を見てみたいです。

  • たまきら

    フルカラーでうっとり楽しめる本です。デザイン性や機能性、美しさ。もう少し作り方がわかるともっとよかったなあ。ま、マイノリティかな。

  • 石油監査人

    「世界の民族衣装図鑑」を読みました。この本は、文化服装学院服飾博物館が所蔵している世界各地の民族衣装や装飾品を国別に分類して紹介したもので、色鮮やかで多種多様な民族衣装を見ながら世界一周が出来るように構成されています。また、それぞれの衣装の写真に、詳しい解説が付されているので、民族衣装に関する学術的な知識も身に付きます。私が一番、変わっていると感じたのは、シベリア周辺の民族が着ている鮭やチョウザメの皮で作った衣装です。展示される機会があったら、見に行ってこようと思います。

  • カタコッタ

    服装に関する本は大好きだ。民族衣装は特に面白い。殆ど直線断ちか1枚の布を体に巻きつけるか添わせるフリーサイズ。気候や風土に合っている。長い間謎だったサリーやブータンのキラの身につけ方が分かって嬉しい。正装としての衣装も華やかで、日本の着物の美しさは比べ物にならないくらい美しい!完成されていますね。オリンピックの入場行進で民族衣装を見にまとって歩く国は民族の誇りと尊厳を感じさせる。無印の『ONE SIZE』を最近家着とし愛用しているので、気になって読んでみました。

  • サアベドラ

    新宿にある文化学園服飾博物館に所蔵されている世界の民族衣装を国別に紹介した本。2019年刊。世界中からかなりまんべんなく資料を収集しており、カラー写真も美しいが、一方で実際に現地の人が着ている写真が少ない(しかも小さい)。良くも悪くも、博物館の図録のような感じ。

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