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ISBN 10 : 4326603046
Content Description
総中流社会から格差社会に変わって、人びとの意識やアイデンティティはどのように変わったのだろうか。意識のうえにあらわれる格差を問う!総中流社会から格差社会への変化を象徴的にあらわしているものとして特に階層帰属意識に焦点をあてつつ、格差社会の下での人びとの階層意識を明らかにしている。
目次 : 第1部 階層意識とライフスタイル(「社会の形」から考える格差社会―階層イメージを手がかりに/ 働き方と幸福感の連関構造/ 若者の地位アイデンティティ―現在志向と宗教性の効果に注目して/ 人びとのつながりと自由―地域に埋め込まれたサポート関係がもたらす「資源」と「しがらみ」)/ 第2部 地位アイデンティティ(働き方と地位アイデンティティ―正規への移動障壁が非正規の地位アイデンティティを低めるのか?/ 移動経験からみた現代日本の階層意識の構造/ 時代・世代でみえる地位アイデンティティの移り変わり―多母集団潜在クラス分析による検討/ 格差社会のなかの自己イメージ)/ 何が変わり、何が変わらないのか
【著者紹介】
数土直紀 : 1965年生。東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。学習院大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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