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ヒロシマ 消えたかぞく ポプラ社の絵本

指田和

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784591163139
ISBN 10 : 459116313X
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • いつでも母さん

    原爆投下により消えた家族が沢山あるだろうー鈴木家の父親が撮った写真は、空襲を避けるために親戚の元に移動させてあったそう。あの日の前日まで戦時下ではあっても、子供らの笑顔の写真はからは撮った者(父)と被写体(子供ら)の幸せな関係が伝わってくるのだ。あの日を境に広島や長崎(そして沖縄も)が戦争の証人となったのだ。何年経とうがこの国が忘れてはならない事実。間もなく8月祈りの月。コロナ禍でも今年も8月がやって来る。

  • zero1

    原爆は【大きな爆弾】ではない。幼い兄妹を含む多くの人命を奪うだけでなく、放射線障害を引き起こす。ピクニックや落書きなど、ほのぼのとした写真からは想像もできない惨状が鈴木一家には待っていた。血を吐いて死ぬ子。生き残った母親は家族を失ったことを知り井戸に飛び込んで死ぬ。これでもまだ【日本も核武装すべき】と言う?原爆を表現する方法は多く試されているが、【生きていた証】(後述)としての写真から読者に訴える手法は斬新。米国など核保有国の為政者は読むべき。一度ではなく何度も読め。

  • へくとぱすかる

    モノクロ写真のアルバムの中で、屈託のない表情をみせる子どもたち。一家おそろいで写真館でかしこまったのではなく、お父さんが撮ったスナップ。戦前の広島の町での、光にあふれた、色彩まで感じさせるような生き生きとした姿は、今の子どもたちとそんなに違わない気もする。この6人家族がいきなり原爆で全滅した、という記述が実にショック。アルバムを21世紀まで保存していたのは、前日までいっしょに遊んでいたいとこ。今は高齢になっておられるが、「ちゃんと<さよなら>と言ってないんよ……」という言葉に、実に無念さがにじむ。

  • ぶち

    おかっぱ頭のかわいい女の子が優しく笑いながら白い猫をおんぶしている表紙の絵。猫も嬉しそうに眼を閉じて幸せそうです。魅せられてページをめくると、お父さん、お母さん、お兄さん、弟、妹、そして家族の一員の犬と猫。笑顔がいっぱいの写真集です。どの写真にも温かさと愛が感じられて、心豊かに、楽しくのびのびと、幸せに暮らしていた家族であったことがわかります。でも、それもあの日までのこと。あの日、広島に原子爆弾が投下されたのです。冷静な感想を持てません。普通に生活している喜びを返せ!幸せを返せ!

  • 真香@ゆるゆるペース

    図書館本。昭和20年8月6日、広島に原爆が落とされるまで生きていた鈴木家の記録。カメラ好きのお父さんが撮り溜めた何枚もの写真には、確かに生命があって、生活があって… この一家と同じように命を落としたたくさんの家族があったということを忘れてはならないし、後世にも伝えていかなければならない。児童書だけど大人にもぜひ読んでいただきたいし、英語翻訳付きなので、海外の方にも手に取ってもらえたらいいな。素晴らしい写真を紹介してくださった作者の指田さんと、カメラマンの鈴木家のお父さんの六郎さんに、ありがとうと言いたい。

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