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交差する日台戦後サブカルチャー史

押野武志

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784832934146
ISBN 10 : 4832934147
Format
Books
Release Date
April/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

文学、映画、アイドル、アニメ、オタク文化、ミステリなど…台湾では日本のサブカルチャーはどのように受容されたのか。日本は台湾をどのように表象したのか。

目次 : 序―歴史と記憶をめぐる日台戦後サブカルチャー研究/ 1 歴史の交差(一九五〇年代初期の禁書政策と中国語通俗出版/ 一九七〇年代アジア系女性アイドル論/ 台湾ニューシネマにおける歴史表象―侯孝賢とエドワード・ヤンを中心に/ 台湾ノスタルジアを超えて―東山彰良と北方謙三/ 感情労働からパフォーマンス労働へ)/ 2 表象の交差(台湾は『マジンガーZ』で何をしたのか/ SF・ヘテロトピア・グローバルな近代性―映画「神龍飛侠」シリーズのSF的想像力/ 日台神仏図像学―キャラクター化する神仏と現代メディア/ ドキュメントコミック、ジェンダー、そしてポスト3・11における情動の政治)/ 3 ミステリの交差(モンスターの越境―台湾ミステリにおける犯罪リビドーの科学的想像力と身体に潜む恐怖/ 「言えない秘密」をいかに翻訳するか―叙述トリックから見る台湾における日本ミステリの受容/ 妖怪から見る台湾現代ミステリの社会的位置づけ)

【著者紹介】
押野武志 : 1965年、山形県生まれ。北海道大学教員。専攻は日本近代文学

吉田司雄 : 1957年、東京都生まれ。工学院大学教員。専攻は日本近代文学

陳國偉 : 1975年、台湾基隆市生まれ。台湾の文化研究学会代表理事、国立中興大学台湾文学・トランスナショナル文化研究科教員・ディレクター、同大学台湾人文創造学部学位プログラム主任。専攻は台湾現代文学、大衆文学、ミステリー、ポップカルチャー、映像論、日台比較文学研究

〓銘宏 : 1969年、台湾台南市生まれ。台湾淡江大学教員。専攻は西洋近代哲学、東アジア思想、テクノロジーとサブカルチャー論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • BLACK無糖好き

    台湾と日本の研究者・作家総勢13名による書き下ろし論文集。文学やミステリー、映画、アニメ、オタク文化など、台湾と日本のサブカルチャーを歴史と記憶の交差にも目配せしながら幅広く論じている。マジンガーZが70年代終わりに台湾でも人気を得ていたようだ。当時は日本的な色彩を剥ぎ取り中華的なものに生まれ変わらせていたが、台湾社会の変化に沿ってキャラクターのイメージも変容してきたという。◆台湾のメイド喫茶についての論文は興味深かった。自分には全く馴染みのない「萌え感」といった感覚的なものを言語化する能力に脱帽。

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