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自衛隊最高幹部が明かす 国防の地政学

折木良一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569858807
ISBN 10 : 4569858805
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
February/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

米トランプ新政権、ロシア・ウクライナ戦争、膨張する中国――。自衛隊の最強メンバーたちが、国を守るための地政学の知見を明かす。

【著者紹介】
折木良一 : 自衛隊第三代統合幕僚長。1950年、熊本県生まれ。72年、防衛大学校を卒業後(第16期)、陸上自衛隊に入隊。陸上幕僚長、統合幕僚長など要職を歴任し、2012年に退官。防衛省顧問、防衛大臣補佐官、防衛大臣政策参与も務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • バルジ

    激動の国際情勢を「安全保障」の視座から18の論稿を収めた珠玉の論集。地理的な概念と政治的概念を組み合わせた古典的な地政学からサイバーや宇宙といった空間的制約に囚われない新たな安全保障領域までカバーしており学びの多い1冊に仕上っている。個人的に面白かったのは中東での海上自衛隊の活動の意義である。掃海・給油・船団護衛・哨戒など海上での軍事活動を行う中東海域での自衛隊活動はもっと着目されてよい。自衛隊はこの海域でプレゼンスを示しかつ「実戦」を行っている。シーレーン防護の先駆的事例の1つとして認識すべきであろう。

  • てん

    今まで平面として見ていた世界地図の国々があらゆる問題を内包しながら多方面に干渉しせめぎ合っているということを再認識させられる。世界は微妙な、崩れやすく脆い上に成り立っていることを改めて知らされた。

  • Shigenori

    『2020年の時点で日本は、日量約250万バレルの原油を海外から輸入している。その約9割、日量約225万バレルを中東から購入している。これを大型石油タンカーVLCCで換算すると、1日あたり1隻と8分の1隻分になる。中東から日本までの主要航路の距離は、約1万2000qで20日間程度かかることを考慮すると、片道22.5隻、往復にすると45隻のVLCCがつねに日本と中東の間の洋上にいる計算になる。』元陸将、海将、幕僚長といった自衛隊最高幹部たちが、既知の事実や公式発表等を基に日本の国防課題を詳細に解説する労作。

  • 金吾庄左ェ門

    日本の独立と平和を守るために、かなりワールドワイドな視点が必要になってきます。せめて台湾海峡とバシー海峡くらいは独力でどうにできるようにすべきですが、ホルムズ海峡やマラッカ海峡、北極海に太平洋の島嶼国までは手が回りません。そこでアメリカを中心に有志国との連携(集団的自衛権)は必須となってきます。ましてや日本はロシアと中国と真正面から対峙しているのです。ロシアと中国の連携に備え、アメリカ、NATO諸国、台湾と連携するだけでなく、独力でも戦える体制を整えなければなりません。そのために国民の国防意識も必要です。

  • たかひー

    ★★★★ 日本周辺の不安定さやウクライナ戦争、ソマリア海賊対処などあらゆる話題に対して専門家が解説。非常に興味深く、知識や認識がアップデートできたし勉強になった。

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