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ISBN 10 : 4062901528
Content Description
『文芸論集』『天皇論集』に続く編者安藤礼二によるオリジナル編集折口信夫第三弾は『芸能論集』。折口による民俗学は芸能を根幹としており、その起源は、沖縄をはじめとした南の島々にあり、さらに信州などの山深い地で洗練され、能や歌舞伎、詩歌へとつながっていく―。日本の英知・折口信夫の三部作、ここに堂々の完結。
目次 : 1 春の鬼(春来る鬼/ 春来る鬼―秋田にのこる奇習/ 春立つ鬼)/ 2 南島の水(沖縄に存する我が古代信仰の残〓(げつ)(一)/ 沖縄固有の信仰問題/ 常世浪/ 女の香炉/ 壱岐の水/ 沖縄を憶う)/ 3 芸能の論理(和歌の発生と諸芸術との関係/ 巫女と遊女と/ 日本芸能史序説/ 古代演劇論/ 舞と踊りと)/ 4 身毒丸の周辺(江戸歌舞妓の外輪に沿うて/ 玉手御前の恋/ 御柱の話/ 春日若宮御祭の研究)/ 5 花祭りと雪祭り(山の霜月舞―花祭り解説/ 信州新野の雪祭り/ 「雪祭り」しなりお―岩波映画「新野雪祭」のために)
【著者紹介】
折口信夫 : 1887・2・11〜1953・9・3。歌人、詩人(歌人、詩人としては釈迢空を名乗った)、国文学者、民俗学者。大阪生まれ。1910年、国学院大学卒業後、中学校教師を経て、国学院大学、慶応大学で教鞭をとる。島木赤彦、柳田国男との出会いで歌誌「アララギ」、民俗学雑誌「郷土研究」と関わることとなり、その後の生涯が決定づけられる。歌集、小説があり、学問的業績は「折口学」と称される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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