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ISBN 10 : 4044002002
Content Description
時を定めて海のあなたから来臨する神「まれびと」の聖なる言葉である「呪言」に、日本文学の発生をみた折口。そのアプローチは、「民俗学的国文学研究」として新たな道を切り開いた。核をなす「国文学の発生」について論じた四篇を所収。「言語」に執着し、日本語の発生を探るために朝鮮語、モンゴル語、アイヌ語までを学び、「新しい国学」を興すことを目指した折口の、希有な日本文学発生論。
目次 : 国文学の発生(第三稿)―まれびとの意義/ 国文学の発生(第一稿)―呪言と叙事詩と/ 国文学の発生(第二稿)(呪言の展開/ 巡遊伶人の生活/ 叙事詩の撒布)/ 国文学の発生(第四稿)―唱導的方面を中心として(呪言から寿詞へ/ 叙事詩の成立とその展開と/ 語部の歴史/ 賎民の文学/ 戯曲・舞踊詞曲の見渡し)
【著者紹介】
折口信夫 : 1887(明治20)年〜1953(昭和28)年。国文学者、民俗学者、歌人、詩人。歌人としての名は「釈迢空」。大阪府木津村生まれ。天王寺中学卒業後、國學院大學に進み、国学者三矢重松から深い恩顧を受ける。國學院大學教授を経て、慶應義塾大学教授となり、終生教壇に立った。古代研究に基を置き、国文学、民俗学の域に捉われることなく、広く学問研究と表現活動を続けた。没後、全集にまとめられた功績により日本芸術院恩賜賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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軍縮地球市民shinshin
読了日:2021/03/26
roughfractus02
読了日:2025/03/12
∃.狂茶党
読了日:2022/08/10
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