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ISBN 10 : 4044001987
Content Description
「鬼の話」「はちまきの話」「ごろつきの話」という折口学のアウトラインを概観できる3篇から始まる第3巻。海・山の民が、里の生活と関わりながら、舞や踊り、文学さらには信仰にいたるまでその文化を発展させていったことなど、柳田民俗学と一線を画す論が興味深い。さらに、“みこともち”の概念にふれた「神道に表れたる民族論理」ほか、天皇の即位儀礼に関する画期的論考「大嘗祭の本義」も所収。
目次 : 鬼の話/ はちまきの話/ ごろつきの話/ 雛祭りの話/ 桃の伝説/ まじないの一方面/ 狐の田舎わたらい/ 桟敷の古い形/ 稲むらの蔭にて/ 方言/ 雪の島/ 三郷巷談/ 折口という名字/ 神道に現れた民族論理/ 大嘗祭の本義/ 能楽における「わざ」の意義―「翁の発生」の終焉
【著者紹介】
折口信夫 : 1887(明治20)年〜1953(昭和28)年。国文学者、民俗学者、歌人、詩人。歌人としての名は「釈迢空」。大阪府木津村生まれ。天王寺中学卒業後、國學院大學に進み、国学者三矢重松から深い恩顧を受ける。國學院大學教授を経て、慶應義塾大学教授となり、終生教壇に立った。没後、全集にまとめられた功績により日本芸術院恩賜賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ゆう
読了日:2019/09/27
∃.狂茶党
読了日:2022/05/02
roughfractus02
読了日:2025/03/10
あかつや
読了日:2023/04/14
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