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プロ野球にとって正義とは何か 増補改訂版 落合博満はなぜ 「嫌われた監督」になったのか

手束仁

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784909979261
ISBN 10 : 4909979263
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2022
Japan

Content Description

愛知県出身、ドラフト取材歴30年の著者が
関係者から聞いた「プロの流儀 vs. 組織の論理」の全内幕!

なぜ、成果を出しても評価されなかったのか?

人間の値打ちは「数字」では測れないのか?

なぜ「至福の8年」は「失われた10年」につながったのか?

10万部突破のベストセラー『嫌われた監督』のアナザーストーリー。

落合が貫き続けた「オレ流」とは、なんだったのか。
いったい、プロ野球の求めていくべきものはなんなのだろうか。勝つことがすべてなのか。それとも、もっと違う別の何かが存在するのだろうか。プロ野球経営とは、その「何か」を求めて突き進んでいくものだろうか。
そして、本当の意味でプロ野球のファンサービスとはなんなのか。「プロ野球は誰のものなのだろうか」、そして、「プロ野球の正義とは何か」……。
プロ野球の理想とはなんなのだろうか。ファンとして、そして野球を愛し続けている者として、そこに見え隠れするものを追い求めてみた。(「プロローグ」より)

目次

プロローグ プロ野球にとって正義とは何か
第一章 2003年オフ「落合就任」という誤算
第二章 2004年「オレ竜」の幕開け
第三章 2010年オフ「落合解任」の真相
第四章 2013年オフ「落合GM」「谷繁兼任監督」の内幕
第五章 「勝利至上主義」のルーツ
第六章 「プロの流儀」と「組織の論理」
第七章 中日球団が重視する「伝統」
第八章 「企業」としてのプロ野球の未来
第九章 「興行」としてのプロ野球の未来
おわりに 立浪和義監督は「プロ野球の正義」を実現できるのか

【著者紹介】
手束仁 : 愛知県生まれ、1981年、國學院大學卒。スポーツジャーナリストとして、スポーツの感動と素晴らしさを温かく伝えることをモットーとしている。特に、高校野球を中心として、学校や時代に関しても鋭く切り込む。『高校生新聞』特派記者などを務める一方、2012年、編集制作プロダクションとメディアミックスの株式会社ジャスト・プランニングを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • なかしー

    「嫌われた監督」を読んでからだとガッカリするかも? 2021年に先の著書著:鈴木忠平が大ブレイクしたため、出版社側から著者がすでに上梓した本作を再度増補改訂した作品(2022年出版)。要は、落合関連本がビジネス的に「売れる」時期に焼き直しして再販した商魂逞しい作品。内容はすでに既出な情報や憶測が多く、鈴木氏の本と比べて、関係者への取材も余りなくて物足りない。2012年代当時ならまだ良かったかもですが、現在だとYoutubeで野球解説やプロ野球選手OB本人談として聞けるため、相対的に読む価値が下がった印象。

  • 金吾

    落合監督を題材にしています。読みやすい話でしたが、正義とは何かはわからないままでした。

  • ベンアル

    嫌われた監督が良かったので、ブックオフにて購入。嫌われた監督は選手、監督目線であったのに対し、本作は経営目線から落合監督の8年間と退任後10年間を綴っている。勝ち続けるとファンが勝つことに慣れてしまうので、興行的的には優勝争いに絡んで、数年に1度優勝するのがいいとのこと。

  • hideto

    昨年読んで感銘を受けた「嫌われた監督」。そのタイトルが帯にあり、アナザーストーリーとは何!?と興味をそそられつつ読み始め。落合元監督のGM時代を深く掘り下げてくれるのか?と思いきやそうではなく。本の出版過程を見て納得。(2012年発売、2014年再編集、2022年改訂版)今あえて発売する意図は?と思ってしまいました。

  • Tak

    「嫌われた監督」があまりにも好評だったので文庫本をまた単行本にして表紙も似た感じの色使いにしアナザーストーリーと付けくわえた本。文庫本が出ているのを知らなかったので買いましたが「嫌われた監督」を読んだ後だと全く物足りなかった感じでした。こういう商売の仕方はどうなんでしょうね

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