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プロ野球にとって正義とは何か(仮)文庫ぎんが堂

手束仁

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784781671048
ISBN 10 : 4781671047
Format
Books
Release Date
February/2014
Japan

Content Description

2011年オフの電撃解任から2年、落合博満がGMとして中日ドラゴンズに復帰した。不人気を理由に落合の解任に踏み切った球団は、地元人気の高かった高木守道を後任に指名したが、成績の低迷で人気を落とす結果となった。いったい、プロ野球の求めていくべきものはなんなのか。勝つことがすべてなのか。それとも、勝つことだけではない「何か」を求めて突き進んでいくのか。プロの仕事の現場の「理不尽さ」の正体に迫る。

目次 : プロローグ プロ野球にとって正義とは何か/ 第1章 メディアが報じなかった「落合GM」「谷繁兼任監督」の内幕/ 第2章 関係者が語る2010年オフ「落合解任」の真相/ 第3章 2003年オフ「落合就任」という誤算/ 第4章 2004年「オレ竜」の幕開け/ 第5章 「勝利至上主義」のルーツ/ 第6章 「プロの流儀」と「組織の論理」/ 第7章 中日球団が重視する「伝統」/ 第8章 「企業」としてのプロ野球の未来/ 第9章 「興行」としてのプロ野球の未来

【著者紹介】
手束仁 : 愛知県生まれ、1981年、國學院大學卒。スポーツジャーナリスト。『高校生新聞』特派記者などを務める一方、2012年、編集制作プロダクションとメディアミックスの株式会社ジャスト・プランニングを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • シュラフ

    ジャーナリズムがいかに偏見に満ちたものなのか教えてくれる一冊。落合野球をテーマにプロ野球のあり方について論じているようなのだが、内容的には落合野球への一方的な批判となっている。著者が挙げる落合野球の罪とは、ファンを無視した勝利至上主義、ということ。笑えるのは、こうした落合野球を、社会的責任を放棄して利益一辺倒にはしる一般企業になぞらえていること。"外様がわれらがドラコンズで偉そうにするのは許せない"という愛知出身の著者の露骨な心情が行間から伝わる。結局のところものごとは客観性ではなく好き嫌いということ。

  • シュラフ

    プロ野球商売は勝ちすぎても問題があるようだ。西武・森、中日・落合と勝つことが当然になってくるとファンは関心を持たなくなる。でも勝ち方がせこい。攻めるよりも、守ることを重視した野球。完全試合目前の山井の降板事件など、やはり落合野球は面白くない。その点、長嶋野球はやっぱり感動的で面白い。やはり、森や落合よりも長嶋のほうが一枚上手であるということだろう。

  • 西澤 隆

    落合野球は勝つだけのつまらない野球だったのだろうか。大味で行き当たりばったりのこの二年間よりもずっとプロならではの「!」なプレイに興奮した日々だったと思う僕にとっては閉鎖的な地域の住人が「ヨソモノには俺たちのことはわからんよ」とスネながら一時的に借りてきた有能な人の悪口を「ドラッガー」など他から借りてきた権威で多少評論的に見せる工夫で見せた本という印象を持ちました。でも野球の話しって経営的に理詰めでやっても楽しくないものだし、こんな風にちょっと知的なふりして内輪で嫌いな人の話しをするのも娯楽だな、きっと。

  • 一龍

    勝つことが最大のファンサービスのはずが、勝利至上主義の守り勝つ落合野球は面白さに欠け、ファンが離れていく。プロ野球はビジネスの現場とは違う特殊な場所であるが、根底にあるジレンマのようなものは通じるところがあり非常に面白かった。

  • DSS

    ★★★☆☆ 「人気満了」(笑) 任期満了だな,久々こんな誤植見た。 書くことがないのか落合のプロ入りの経緯やロッテの時の稲尾監督の現役の時の話まで持ち出してる。 落合が監督になって中日が勝つようになっても,野球が面白くないから客が減った。その当時よく言われてたことだ。 果たしてそうなのか? 答えなんてきっと出ないんだけど,落合のせいにすれば丸く収まるってのは確かなこと。 確かに落合も悪い。喋らないのとか記者をバカにした態度ってのは悪い。 いや答えなんて出ないんたけど。

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