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イスラエル戦争の嘘 第三次世界大戦を回避せよ 中公新書ラクレ

手嶋龍一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784121508157
ISBN 10 : 4121508157
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

◎内容紹介

パレスチナ・ガザ地区を支配するハマスが、突如イスラエルに5000発のロケット砲を放った。イスラエル軍も徹底した報復攻撃で応酬し、多数の死傷者が出ている。「病院」まで標的にするイスラエルの内在的論理は何か。インテリジェンスの大家二人は、ネタニヤフ首相と情報機関に生じた溝の深さを読み解き、ガザの地から上がった戦火は、核戦争のリスクを孕みながら推移していると警告する。この戦いに背後にいる米、露、中の本音を見抜け!日本は独自外交の道を探るべきだ。

【著者紹介】
手嶋龍一 : 外交ジャーナリスト・作家。9.11テロにNHKワシントン支局長として遭遇。ハーバード大学国際問題研究所フェローを経て2005年にNHKより独立。小説『ウルトラ・ダラー』を発表しベストセラーに

佐藤優 : 作家・元外務省主任分析官。1960年東京都生まれ。在ロシア日本大使館勤務を経て2005年から作家に。05年発表の『国家の罠』で毎日出版文化賞特別賞、翌06年には『自壊する帝国』で新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ナミのママ@低飛行中⤵️

    2023年10月7日、テロ組織ハマスがイスラエルに牙を向いた。ずっと疑問に思っていた。ハマスは報復をわかっていたはずなのになぜ攻撃したのか?対戦するイスラエルがなぜ非難されるのか?優秀な軍を持つイスラエルがなぜ深く攻撃されたのか?報道は日々の状況を伝えるがそこに至る経緯がわからない。このお二人の対談を読み、中東の複雑な関係に少々頭が痛くなった。「全世界に同情されながら死に耐えるよりも、全世界を敵に回してでも戦い、生き残る」と言うイスラエルは核保有国だ。ちょっとこれは…恐ろしい。

  • たま

    この半年以上連日イスラエルによるガザ攻撃のニュースが続く。イスラエルの報復は愚かでやり過ぎと思うが、私にはアラブにもたくさん疑問がある。イギリスの三枚舌は許し難くとも百年前の話。PLO、PFLP、ハマスと日本では救世主のように報道されてきたが一体何をしてきたのか。日本人によるテルアヴィヴ空港乱射事件や重信房子は何だったのか。それで佐藤優さんと手嶋龍一さんの対談を読んでみた。今回大失態を演じたイスラエル諜報機関とネタニヤフを持ち上げているがなんだかなと思う。ネタニヤフこそ物事が見えてないように思えるが。

  • ta_chanko

    イスラエルは、たとえ世界中を敵に回しても、生き延びることを選ぶ国。国際的な非難を浴びながらも、ガザへの攻撃をやめない理由。ハマスはイスラエルとサウジアラビアの接近や、住民の支持が得られなくなってきたことなど、状況の悪化に対する焦りから今回の奇襲攻撃に。100倍返しされることは分かっていても。今後はヒズボラ・フーシ派・イランの動向や、トランプ再登場に注目。核兵器の使用など、最悪の事態を想定することも大切。

  • mike

    お二人の共著はこれまで何冊も読んできた。  2023年10月7日に始まったイスラエル戦争は、10か月近く経過した今も、まだ続いている。なぜこの戦争が起きたのか、そして終戦に向けての提言などがあり、勉強になった。 中東については、いくつか本を読んでいるが、なかなか理解しにくい部分もあり、本書により、多少理解が進んだと思う。

  • 大先生

    【ロシアのウクライナ侵攻とイスラエルのガザ攻撃を同列に論じる傾向があるが正しくない。ハマスは国家ではなくテロ組織。イスラエルには「全世界を敵に回しても生き残る」的な思想があり、それを体現しているのがネタニヤフ首相。イスラエルの諜報機関はレベルが高いけど、インテリジェンスマスターというべきハレヴィ氏がいた頃よりはレベルが落ちている。日本は国際法遵守を求める空疎な外交と決別せよ】この本もかなり勉強になりました。ヒズボラとハマスの違いも分かります。ミネルヴァの梟にはそろそろ結末が見えているでしょうか?

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