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ブッダ 第4巻

Osamu Tezuka

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784267011474
ISBN 10 : 4267011478
Format
Books
Publisher
Release Date
August/1987
Japan

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Book Meter Reviews

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  • gtn

    奴隷が学問するなど目障りと、兵の操る象に踏み殺された両親。人間が勝手に作り上げた身分階級を呪い、巨人となり、修羅となり、復讐を続ける、その子ヤタラ。その彼も信愛を寄せる人を喪い、絶望する。みんな不幸なら、なぜ人間はこの世にあるのかという彼の根源的な問いに、シッダルタは、全てのものが「縁」で繋がっており、生きとし生けるもの誰一人、何一つ欠けても、この宇宙は成り立たないと説く。他の宗教にはない、絶対の平等感がここにある。

  • そら

    はぁー( ๑´࿀`๑)=3、深い!深すぎて感想書けない!悟りを開く=宇宙の真理を知る?知ったら本当に心が安らぐの?差別制度によって不条理な苦しみを与えられ続ける人生にどんな意味があるのかを知って、本当に救われるのかな?自分の未来が見えていて、日々を淡々と生きたアッサジ。その最期は衝撃だった。本当にそれでいいの?もっと喜びたいんじゃない?とにかくいろいろと考えさせられる。まぁ、これはフィクションだから(笑)。仏教の教えは別の本で学ぶとして、物語を楽しもう!

  • 紅香

    死ぬことの苦しみから救われたい。永遠の命を探していたシッダルタ。大切な人達の死。身が引きちぎられるその思いはシッダルタをブッダへと変えた。。『なぜ世の中、不幸せな人間と幸せな人間がいるのか』一番不幸なのは俺だと豪語した男にブッダは答える『この世に幸福な人間などありはしない』傷を見せびらかして生きている人間はいない。みんな笑ってその痛みに耐えている。誰もが役割を持ってあらゆるものと均衡を保っている。手に汗、目には涙。やっぱり、すごい!手塚治虫はブッダそのもの。

  • くろうさぎ

    シッダルタ、ついに旅立つ。清々しい朝を迎えたのも束の間、悩みながらの苦行が続く。そして、ダイバダッタもまた幼い身の上でありながら苦難の道を進んでいて…。なぜ誰しもこうも苦しい道を歩んでいくのか。逸る気持ちで、次は5巻へ…。

  • ヘビメタおやじ

    漫画にはあまり縁がなかったので、手塚治虫の偉大さを思い知っているところです。「火の鳥」も素晴らしいが、それ以上の価値がある偉業だと思います。これだけの取材・勉強と仏教の教義の理解、そして、それを文句なしのエンターテインメントに仕立て上げる力、敬服以外言葉がありません。

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