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ホスト万葉集

手塚マキ

User Review :2.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065201442
ISBN 10 : 4065201446
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

月イチで開いた「出勤前歌会」から、コロナ下のZoom歌会まで。2年間で作った短歌900首から、300首を厳選。

目次 : はじめに―スマッパ!グループ会長・手塚マキ/ 「歌舞伎」に来た/ 初指名―1年目/ 姫と一緒に―2年目/ 泣かないで―3年目/ シーソーゲーム―5年目/ ラストソング/ だけど、I〓歌舞伎町

【著者紹介】
手塚マキ : 1977年、埼玉県生まれ。97年から歌舞伎町で働き始め、ナンバーワンホストを経て、26歳で起業。現在は歌舞伎町でホストクラブ、BAR、飲食店、美容室など十数軒を構える「Smappa!Group」会長。歌舞伎町商店街振興組合常任理事。NPO法人グリーンバード理事。JSA認定ソムリエ。ホストのボランティア団体「夜鳥の界」を仲間と立ち上げ、深夜の街頭清掃活動をおこなう。17年歌舞伎町初の書店「歌舞伎町ブックセンター」をオープンし、話題に。18年には接客業で培ったおもてなし精神を軸に介護事業もスタート

俵万智 : 1962年大阪生まれ。280万部という現代短歌では最大のベストセラーとなった歌集『サラダ記念日』の著者。同歌集で現代歌人協会賞を受賞。ほかの歌集に『プーさんの鼻』(若山牧水賞受賞)、などがある。近著『牧水の恋』で宮日出版大賞特別賞受賞。読売歌壇選者も務める

野口あや子 : 1987年岐阜県生まれ。短歌新人の登竜門「短歌研究新人賞」を、寺山修司以来の十代で受賞。2010年に第一歌集『くびすじの欠片』で現代歌人協会賞を受賞し、最年少記録を作った。人工知能歌人(AI歌人)への短歌アドバイザーなど活動の幅を広げ、2019年、短編小説「ジュリアナ様」が「小説新潮」に掲載され、小説家デビュー

小佐野彈 : 1983年東京生まれ。国際興業グループ創業者の小佐野賢治は大伯父。1990年、慶應義塾幼稚舎に入学し博士課程に至るまで慶應義塾に学ぶ。台湾に在住し抹茶カフェチェーンを経営。同性愛者であることを公表している。2017年短歌研究新人賞を受賞。2019年に第一歌集『メタリック』で現代歌人協会賞を受賞。2019年、新たな表現者を顕彰する「(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」受賞。また、2019年、中篇小説『車軸』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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短歌は三十一文字という字数制限があるから...

投稿日:2021/07/27 (火)

短歌は三十一文字という字数制限があるからこそ、ツイッターと相性がよくて広まりやすいが、その分わかりやすい笑える短歌ばかりが広まる。 俳句の場合はサラリーマン川柳など川柳という場があるが、短歌にはそれがないため全部がごちゃまぜになってしまう。 これが短歌にとっていいことなのか悪いことなのか、個人的には少しかなしい。

カーク さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • えんちゃん

    歌舞伎町のホストたちが詠んだ短歌集。想像よりもガチの歌。ホストはホステスやキャバ嬢の男版だと思っていたけど、少し違うかも。人の気持ちに寄り添い、サポートする仕事。姫(お客さま)との疑似恋愛。愛のお仕事なのだ。なるほど上手く詠めている。光源氏は元祖チャラ男は名言。巻末の座談会が勉強になる。知らない世界だった。

  • おたま

    新宿歌舞伎町のホストクラブで働くホストの方たちが詠んだ短歌集。2018年にホストクラブの会長である、手塚マキさんが、歌舞伎町に「歌舞伎町ブックセンター」をオーブン。短歌作りは、そこで開催した歌人・小佐野彈さんの出版記念パーティーで行った、ホストの方たちで短歌を作ろうという企画から始まったそうだ。それから毎月歌会を行い、そこに小佐野さんを初め、歌人の俵万智さん、野口あや子さんが選者として参加。「ホスト百人一首」を作るつもりが、どんどんできてきて、ついに『ホスト万葉集』にしようということになった。

  • たまきら

    高橋源一郎さんの本に出ていて興味を持って取り寄せたら…!無邪気な物欲やほんわかラブゲームの短歌はなかなかきらりと光るものがあって面白かったです。…そうよね、その瞬間瞬間を「姫」を楽しませるために過ごしている人たちなんだもんなあ。本歌取りなんかもあったりしてにやり。これは続きも読んでみよう!個人的に気に入ったのは「「ごめんね」と泣かせて俺は何様だ誰の一位に俺はなるんだ」「おめでとうこの一言に詰まってたありがとうやごめんなさいが」。

  • ピロ麻呂

    「眠らない街と言われる歌舞伎町 なのに寝ている道路に人が」「ジングルベル鳴り響く街うわの空 あなたと聞きたいシャンパンコール」「七夕に会いに行くねと姫が言う 年イチじゃなくて毎日来いや」「死んでやる 客に言われて優しくし 五分経ったらシャンパン入る」俵万智さんら歌人が批評、添削してるから良い歌、おもろい歌がたくさん収録されてますよ🎵

  • こみっくま

    歌舞伎町のホスト75人が詠んだ短歌集。歌人・俵万智さんらが選者となって約900首の中から295首が掲載。ホストと短歌。意外な組合わせではあるがユニークな歌もあればライバルへの対抗心バチバチの歌もあり、客に対する思いを込めた歌等もありウイットに富んでいるし、表現が巧いなと思った。ご自身もナンバーワンホストを経て現在は経営者という立場になり歌舞伎町に多くの飲食店を持ち、知識よりも教養を・・・と歌舞伎町ブックセンターを開店。更にはボランティア団体も立ち上げ歌舞伎町の美化に努める手塚マキさんの活動は今後も楽しみ。

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