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ボマルツォのどんぐり

扉野良人

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794967244
ISBN 10 : 4794967241
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2008
Japan

Content Description

旅するエッセイストは、ボマルツォに向かう。そこでドングリを拾う。田中小実昌の呉の実家では小鳥の巣だ。行く先々で何かを拾う人でもある…。人と本の世界を旅する珠玉のエッセイ集。

【著者紹介】
扉野良人 : 1971年、京都市に生まれる。多摩美術大学卒業。書物雑誌『sumus』同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • メタボン

    ☆☆☆★ 永田助太郎、辻潤、田畑修一郎、加能作次郎、川崎長太郎といった、かなりマニアックな詩人や作家について書かれたエッセイ。読む人を選ぶ本であるが、著者の眼差しが感じられて良かった。表題作は須賀敦子を彷彿とさせて、特に良かった。

  • きりぱい

    ボマルツォは澁澤龍彦の「滞欧日記」に登場した怪奇な庭園。その本の記憶に誘われて著者はそこを訪れる。澁澤が拾ったどんぐりに思いを馳せる部分がある。そんな風に、読んだ本から頭に浮かべた風景を求めて旅に出たり、机上で深い考えに飛んでしまう様子などが綴られる。作家や作品のチョイスは知らない方が多いという渋さだけれど、表題エッセイの他に読みやすかったのは、足穂と梅崎春生の項、「戦後民主主義の少女と手作り」、「僕は背広で旅をしない」あたり。田中冬二が名前だけでもちらっと出て来たのはうれしい。

  • すすぎ

    作品と旅が一つの世界に重なる。文学をテーマに旅をするなら、須賀敦子の世界を歩いてみたいと思う。

  • ヒツジ

    ボマルツォ庭園は、行ってみたい場所のひとつなのと、晶文社の本が好きなのでなんとなく図書館で手に取りました。本に誘われる旅の空気がつまっていた。紹介していた永田助太郎の詩はおもしろい。ボーカロイドに歌わせてみたいような。機会があったら読みたいです。

  • utataneneko

    本に誘われ呉へ、能登へ、小田原へ。本をめぐって思索し旅するエッセイ集です。

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