Product Details
ISBN 10 : 4569842143
Content Description
本書は、「海軍反省会」における膨大な議論の中の、「特攻」に関わる主要個所を取り上げてまとめたものである。「海軍反省会」とは、旧海軍の中堅幹部であったメンバーたちが、昭和55年から平成3年まで、131回にわたり行った会議で、海軍の失敗を検証し、後世の参考に記録を残すことを目的としていた。その録音テープには、先の大戦中に作戦計画や戦場での指揮を取った人々の肉声が、約400時間にわたって残されている。本書にはその記録から、軍令部や海軍省、艦隊などの現場で「特攻を送り出す側」の現実と本音が鮮明に表れている証言を収録している。
目次 : 第1章 特攻の本質と終戦への影響/ 第2章 水中特攻作戦の真相を語る/ 第3章 特攻と原爆の功と罪/ 第4章 『あゝ同期の桜』の生き残りが語る特攻/ 第5章 「決死の戦法」が「必死の戦法」に変えられるとき/ 第6章 特攻を命令した責任から逃げる上官たち/ 第7章 特攻を指示したのは誰か/ 第8章 変人参謀・黒島亀人と特攻
【著者紹介】
戸〓一成 : 1948年、宮崎県生まれ。多摩美術大学美術学部卒業。1992年、(財)史料調査会理事就任。1999年、厚生省(現厚生労働省)所管「昭和館」図書情報部長就任。2005年、呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)館長就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Aya Murakami
読了日:2023/08/02
樋口佳之
読了日:2019/05/13
skunk_c
読了日:2019/01/26
金吾
読了日:2022/02/02
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