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日本海軍 失敗の本質 Php新書

戸高一成

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569859576
ISBN 10 : 4569859577
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
July/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

太平洋戦争の終結から80年――これまで語られてこなかった日本海軍の“闇”に、戦史研究の第一人者が光を当てる。海軍本の決定版!

【著者紹介】
戸〓一成 : 呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)館長。日本海軍史研究者。1948年、宮崎県生まれ。多摩美術大学美術学部卒業。(財)史料調査会の司書として、特に海軍の将校・下士官兵の証言を数多く聞いてきた。92年に同会理事。99年より厚生省(現・厚生労働省)所管「昭和館」図書情報部長。2005年より現職。19年、『「証言録」海軍反省会』(PHP研究所)全11巻の業績により第67回菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kinkin

    著者は、呉市にある大和ミュージアムの館長。美大の美術学科卒という異色な経歴を持つ。太平洋戦争時、海軍の戦い方やミッドウェー海戦の負けた原因、山本五十六など敗因を主に書いている。様々な人からインタビューや膨大な資料から得たことを総合的にまとめてあるが、いくらなんでもその中からの一部を取り上げて断定口調はあまり感じのよいものではなかった。あの戦争が成功だったとか失敗だったことを80年経った今論じても何になるのだろう。多くの戦死者は望んでいないと思った。図書館本

  • skunk_c

    これも雑誌「歴史街道」の連載をまとめたもの。著者は呉の大和ミュージアム館長で、海軍研究が専門なだけあって、書かれている内容はまあ妥当なところか。アメリカと比較し、ハンモックナンバーにとらわれる提督登用が、山口多聞、小沢治三郎を抜擢できなかったという話は、いわゆる歴史のIFに当たる面もあり、もっと本質的なところに焦点を当てるべきではとも思った。例えば真珠湾第2次攻撃をしなかったことについて、大木の書では「妥当な判断」としているが、本書では南雲の弱気のように書かれているが、そのあたりの検証が弱い気がする。

  • ぐんまくん。

    日本が敗戦した理由を解説したものは多いが、日本海軍に注目したところが興味深い。情報収集をおろそかにしたこと、情報に重きを置かなかったこと、勝戦だけでなく敗戦からも学習する意識がない、など、敗戦の理由に枚挙にいとまがない。著者は、日本軍は「技術でもなければ、生産力でもなく、戦争に対する考え方が遅れていた」とし、海軍が残した教訓は「高度な能力を有する組織、技術を十分に運用するには、運用する側にさらに高度な能力が必要なのである」と締めくくっている。

  • YS-56

    仏作って魂入れず。過去から謙虚に学ぶ姿勢が問われているようです。

  • 塾長やってる安村俊毅

    コロンボ空襲の際に情報処理の不手際や珊瑚海海戦からの戦訓を得ない愚かさを引きずりながら、ミッドウェーに突っ込んでも情報処理の甘さ、組織の驕り、戦略性の不備、負けた後で情報の誤魔化しと隠蔽をはかり戦史すら誤魔化そうとする狡っからさがあり、人の能力や適正を殺してしまう間抜けな組織の硬さも相まって、この手のやらかしをなんかつよくやってしまうのは日本人の国民病なんじゃないかなとも思えます。

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