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日本海軍戦史 海戦からみた日露、日清、太平洋戦争 角川新書

戸高一成

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040823997
ISBN 10 : 4040823990
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

太平洋戦争の開戦決意と敗北の原因は日露戦争の華々しい勝利を遠因とした面が大きく、日露戦争の勝利の要因は、日清戦争の苦悩の勝利から得た教訓に学んだことにあった。海軍の艦艇設計思想と戦略思想を踏まえ、海戦図を基に帝国海軍の戦いを総検証!海からみた、大日本帝国の興亡史。

目次 : 第1部 海戦からみた日露戦争(はじめに―「完全勝利の物語」を海戦史から再検証する/ 海軍戦略思想はいかに生まれたか/ 実戦に臨む日本海軍と“丁字戦法”/ バルチック艦隊の撃滅/ 日本の「完全勝利」とは何だったのか)/ 第2部 海戦からみた日清戦争(はじめに―海軍史が光をあてる日本の近代/ 幕末の海軍建設と近代日本/ 海軍軍備を整える日清両国/ 激突する日清両海軍/ 戦争終結、そして日露戦争へ)/ 第3部 海戦からみた太平洋戦争(はじめに―「失敗の歴史」の教訓/ 真珠湾攻撃と山本五十六の真意/ ミッドウェー海戦の敗北、そして消耗戦へ/ 連合艦隊の潰滅―マリアナ沖海戦・レイテ海戦/ 「全軍特攻」と化す日本海軍)

【著者紹介】
戸〓一成 : 呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)館長。日本海軍史研究者。1948年、宮崎県生まれ。多摩美術大学美術学部卒業。(財)史料調査会の司書として、海軍反省会にも関わり、特に海軍の将校・下士官兵の証言を数多く聞いてきた。92年に理事就任。99年、厚生省(現厚生労働省)所管「昭和館」図書情報部長就任。2005年より現職。19年、『「証言録」海軍反省会』(PHP研究所)全11巻の業績により第67回菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ごいんきょ

    海軍史について目から鱗の視点でした。 考えを改めなければ。

  • つわぶき

    海戦の観点から、日本海海戦で完全勝利した日露戦争、その前日譚としての日清戦争、そして壊滅的敗北で終わった太平洋戦争の順で解説した本。戦術的に考えると、海戦も陸戦と同様に火力と機動の連携をどの様に活かすかが根幹であり、航空機の登場とはその射程と速度を伸ばす上でターニングポイントだった様に思える。その上で、やや主題とは逸れるかも知れないが、組織の思想や連携の面も印象に残った。日清戦争では近代戦争を実施する上で、ソフトウェアを含めて近代化に取り組んだ日本がハードウェアだけの近代化に留まった清国に勝った(続く)

  • もちもち

    単行本が届いたかと思うくらいの厚みだなと思ったら元々3冊に分かれていたものをまとめたのね 個人的にはあまり知識のなかった日清戦争の項目に一番興味を惹かれた。 圧倒的に不利な財政事情にも関わらず、清国に勝つためにアイデアを捻り出した明治の海軍軍人は凄い。

  • K.C.

    敢えて時系列によらず、戦前の海軍史をまとめたもの。底本は10年ほど前のものだが、色褪せはしていない。 日露戦争がターニングポイントだという筆者の指摘は興味深い。

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