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ISBN 10 : 4540191233
Content Description
埼玉県入間市で郷土料理店を営みながら、各地の川を訪ね歩き、奥深い川漁の世界を克明に記録してきた著者が、半世紀にわたり通い続けてきた名川・越後魚野川。川名は「サケの多く獲れる川」に由来し、長岡の殿様が初鮭一匹に米七俵の褒美を与えた古い歴史がある。豊饒な川を舞台に発展した、さまざまな魚の漁法・漁具・食べ方・伝承などを古老から聞き書き。川の恵みを育み、漁り、生かし切る知恵を集大成した“川漁の小宇宙”ともいうべき労作。
目次 : 川名由来と春祭/ イワナとヤマメ/ サクラマス(降海型ヤマメ)/ アユ/ サケ/ 川ガニ(モクズガニ)/ カジカ/ ハヨ(ウグイ)/ ドジョウ
【著者紹介】
戸門秀雄 : 1952年、埼玉県生まれ。高校卒業後、考古学を志したが、渓流魚の魅力に取り憑かれ、1976年、渓流魚と山菜・キノコを扱う「郷土料理ともん」を開店。以来、趣味の釣りと食材集めで各地の渓流を訪ね歩き、職漁師の暮らし・漁法・漁具を記録している。ダイワ精工(現グローブライド社)のアドバイザーも務め、大物喰わせ釣り用の渓流竿「碧翠」「碧羅」を共同開発した。元埼玉考古学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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