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ISBN 10 : 4480097406
Content Description
中国スペシャリストとして、戦前の対中外交を率いた陸軍「支那通」。その代表的人物・佐々木到一は、孫文はじめ中国国民党の要人と深い親交を結び、第二次北伐に際しては国民革命軍にも従軍した。しかし、その後、支那事変(日中戦争)では南京攻略戦に参加して、いわゆる南京「虐殺」の当事者となり、戦後、激しい批判にさらされることになる。革命に共感を寄せ、日中提携を夢見た彼らが、結果としてなぜ泥沼の支那事変へと両国を導くことになったのか。われわれは、どこで道を誤ってしまったのか?「支那通」の思想と行動を通して、戦前の日中関係の深層に迫る。
目次 : 序章 陸軍支那通とは何か/ 第1章 陸軍支那通の誕生/ 第2章 中国軍閥と支那通/ 第3章 新支那通の登場/ 第4章 ナショナリズムの相剋/ 第5章 日中衝突/ 終章 支那通の功罪
【著者紹介】
戸部良一 : 1948年宮城県生まれ。専門は日本政治外交史。帝京大学文学部史学科教授、国際日本文化研究センター名誉教授、防衛大学校名誉教授。京都大学法学部卒業後、同大学大学院博士課程単位取得退学。博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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勝浩1958
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