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国家戦略の本質 世界を変えたリーダーの知略 日経ビジネス人文庫

戸部良一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784532199692
ISBN 10 : 4532199697
Format
Books
Release Date
March/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

大きな政府と共産主義体制の限界が露呈した大転換期に直面し、リーダーシップを発揮した、サッチャー、レーガン、中曽根、コール、ゴルバチョフ、〓小平。彼らがどのように歴史のうねりを始動させ、うねりに乗って歴史を動かし、そのうねりに翻弄されたのかを、経営学・政治学・歴史学・軍事学の知見にもとづいて解明する「失敗の本質」シリーズ第3弾。

目次 : 序章 なぜ「国家経営」なのか/ 第2章 戦後体制の転換/ 第3章 サッチャー―自由と自立による国家の威信回復/ 第4章 レーガン―超大国の復権と冷戦の終焉/ 第5章 中曽根康弘―経済大国の抑制された自己主張/ 第6章 ヘルムート・コール―歴史を味方につけた再統一/ 第7章 ゴルバチョフ―体制再建と理想主義の相克/ 第8章 〓小平―プラグマティックな「経済大革命」/ 第9章 比較分析 国家経営のダイナミック・リーダーシップ・プロセス/ 終章 理想主義的プラグマティズムと歴史的構想力

【著者紹介】
戸部良一 : 防衛大学校名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授。1948年生まれ。京都大学大学院単位取得退学、博士(法学)

寺本義也著 : ハリウッド大学院大学副学長・教授、サービスビジネス研究所所長。1942年生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了、筑波大学教授、早稲田大学アジア太平洋研究センター教授、経営研究所所長などを経て現職

野中郁次郎 : 一橋大学名誉教授。1935年生まれ。カリフォルニア大学バークレー経営大学院卒業。Ph.D.(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • さきん

    終章を読むくらいで十分といった印象。上手くいっていると判断した6人の指導者の紹介といった感じだが、自分はそれぞれの人物にも暗黒面が大きい、失政なところも大きいと思うので、戦略の本質という題タイトルは合わない気がした。

  • CTC

    3月の日経ビジネス人文庫新刊。単行本は14年同社。『失敗の本質』『戦略の本質』『知略の本質』(それぞれ単行本刊行は84年、05年、19年で元祖以外は全て日経)と併せて[本質シリーズ]全4巻なのだそうだ(『失敗の本質 戦場のリーダーシップ編』ダイヤモンド社・12年刊の存在はよ?)。本書は80年代の国家経営にスポットを当て、特にサッチャー・レーガン・中曽根・コール・ゴルビー・ケ小平にはそれぞれ一章を充てている。大戦略を担った国家経営者を視ることでリーダーシップ方法論を導こうとしている。単純に懐かしい(苦笑)。

  • tkokon

    【転換点】1980年代の主要国トップの国家戦略・国家運営に焦点を当てる。サッチャー・レーガン・中曽根・コール・ゴルバチョフ・ケ小平をそれぞれ取り上げる。いずれのリーダーも歴史的な転換点であることを認識し(歴史的構想力)、従来の経済政策も大きく転換しながら抵抗勢力ともうまく合意点を見出しながら改革を進めている(理想主義的プラグマティズム)。この時代は、国際政治(冷戦終了)、国際経済(変動通貨制・石油ショック)、経済政策(ケインズ主義から新自由主義へ)等大きな転換点。政治的リーダーが最も輝いた時代かも。

  • 黒豆

    政治や経済の面で大きな転換期であった1980年代における6人の国家経営者(サッチャー、レーガン、中曽根康弘など)の、目指す"共通善"と、それを実現する"戦略"の物語。それぞれ単独でも歴史書として記録される業績だと再確認。さて、毎日ニュースに登場する現代の国家経営者は30年後にどのように語られるのか? 私は生きていないけど、子供たちが同様な本を読むかもしれない。

  • るるぴん

    1980年代、東西冷戦終結、グローバリズムの幕開けという大転換期の6人のリーダー(サッチャー・レーガン・中曽根・コール・ゴルバチョフ・ケ小平)を取り上げる。歴史的構想力(共感、物語る)、理想主義的プラグマティズム(大志、知略)が国家の経営基盤を強化し国富へとつながる。国家経営のリーダーは、今がどんな時代であり、その時代にわれわれは何を要求され、いかなる歴史的な役割を果たすべきかを語らなければならない。リーダーが語る「共通善」市民がどれだけ耳を傾け理解できるか。ゆっくりじっくり読むべき書。

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