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ISBN 10 : 4766426789
Content Description
政治の意味を問い続けたハンナ・アーレントと、未来への責任を基礎づけたハンス・ヨナス。盟友として、ユダヤ人として、思想家としてナチズムに対峙し、ともに二〇世紀を駆け抜けた。二人は、時代が課した過酷な宿命に向かい合い、その破局に対して、それぞれの仕方で、答えを模索し続けた。その二人の思想は「出生」という概念において、閃光のように交錯する。アーレントとヨナスの人生と思索の軌跡を追い、二一世紀を歩むわれわれへの問いかけを探る。
目次 : 第1章 友情と恋愛のあいだ―誕生から出会いまで 1903‐1933/ 第2章 漂泊と戦場―ナチズムとの対峙 1933‐1945/ 第3章 新たな始まり―それぞれの再出発 1945‐1961/ 第4章 亀裂―アイヒマン論争 1961‐1964/ 第5章 精神の生活、生命の哲学―方向転換の季節 1964‐1975/ 第6章 最後の対話―テクノロジーへの問い 1975‐1993/ 第7章 考察―アーレントとヨナスの比較 20XX
【著者紹介】
戸谷洋志 : 1988年生まれ。哲学専攻。現在、大阪大学特任助教。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)
百木漠 : 1982年生まれ。社会思想史専攻。現在、立命館大学専門研究員。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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