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爆発する宇宙 ブルーバックス

戸谷友則

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065240847
ISBN 10 : 4065240840
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2021
Japan

Content Description

宇宙はいかに生まれ、どう進化しているのか。宇宙は「インフレーション」と「ビッグバン」から始まりました。さらに「超新星」や宇宙最大の爆発「ガンマ線バースト」、近年注目される「中性子星」や「高速電波バースト」など、今、この瞬間もさまざまな爆発現象が起こっています。宇宙膨張の謎、ベテルギウスが爆発したら!?元素の起源、生命にとって「超新星」とは?宇宙の爆発現象を手がかりに、138億年の宇宙進化を紐解き、科学の根源的な問いに迫ります。

目次 : 第1章 爆発とは何か/ 第2章 宇宙は爆発に満ちている/ 第3章 爆発としてのビッグバン宇宙/ 第4章 ビッグバンから星々の世界へ/ 第5章 星々を輝かせるもの/ 第6章 超新星と中性子星の人類史/ 第7章 超新星の爆発メカニズム/ 第8章 超新星より凄いやつ―ガンマ線バーストの物語/ 第9章 そして新たな謎の天体が生まれる―高速電波バースト/ 第10章 星の爆発と人類

【著者紹介】
戸谷友則 : 1971年、愛知県生まれ。1998年、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。国立天文台助手、プリンストン大学客員研究員、京都大学准教授などを経て、東京大学大学院理学系研究科天文学専攻教授。専門は天文学、宇宙物理学(特に、宇宙論、銀河形成や高エネルギー天体物理学)。観測を意識した理論的な研究が主体(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • きみたけ

    久しぶりの宇宙ものに興奮しました。内容は難しいながら、分かりやすく解説していて読みやすい本でした。著者は、国立天文台助手、プリンストン大学客員研究員、京都大学准教授、東京大学大学院理学系研究科天文学専攻教授の戸谷友則先生。「爆発」を切り口に、宇宙で起きているさまざまなドラマを紹介した一冊。超新星の爆発がメインで、恒星の最期を飾るに相応しい最後の散り花を解説してくれています。

  • 寝落ち6段

    空間的に一箇所に閉じ込められたエネルギーが、ある時点で突然、何らかの理由によって解放され、その解放されたエネルギーが周囲に伝搬していく現象が「爆発」である。この宇宙も「ビッグバン」という爆発から始まった。今でもどこかの星が爆発し、その素粒子が地球に降り注いでいる。その降り注ぐ素粒子や電波などを観測することで、輪廻転生を繰り返さないと辿り着けない宇宙の果てを解明することができる。人間の叡智の素晴らしさと、それでも尚及ばない宇宙の偉大さに浪漫を馳せる。

  • DEE

    爆発という視点から見た宇宙の進化。あるエネルギーが外側の方向に一気に放出されるのが爆発だけど、宇宙にはまだまだ解明されていない爆発がいくつもあるし、発見すらされていない爆発もきっとあるだろう。 内容はかなり難しいが、宇宙の深淵には間違いなく触れられる。

  • 5〇5

    「爆発」をキーワードに宇宙の成り立ちから生命の存在をも俯瞰する ♦特にガンマ線バーストの正体、さらに元素の合成の過程は興味深い ♣改めて宇宙のダイナミズムを痛感する一冊である ♥尚、本書を楽しむには、膨張宇宙、中性子星、素粒子など基礎的な宇宙物理の知識は必要であろう ♠さもないと、読み手の脳が「爆発」しかねない。

  • HaruNuevo

    『爆発』を切り口に宇宙を論じる一冊。 宇宙論の入門書は数多あるが、こう切り口を設定して、見方というか、視座を設定し直してくれたうえで解説されると、また新鮮な面白さがある。

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