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宇宙の「果て」になにがあるのか ブルーバックス

戸谷友則

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065124994
ISBN 10 : 4065124999
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2018
Japan

Content Description

宇宙の外側にはなにがあるのか?宇宙が始まる前はどうなっていたのか?古代から人類が追い求めてきたこの問いに対して、ここ数十年で爆発的に発展した天文観測技術は、一定の答えを与えられるようになった。「相対論」と「量子論」を基にした現代宇宙論は宇宙の果てにどこまで迫れるのか。

目次 : 第1章 宇宙の果てとはなにか/ 第2章 時空の物理学―相対性理論/ 第3章 宇宙はどのように始まったのか―ビッグハン宇宙論の誕生/ 第4章 宇宙はどうしてビッグバンで始まったのか?―時空の果てに迫る/ 第5章 宇宙の進化史―最初の星の誕生まで/ 第6章 星と銀河の物語/ 第7章 観測で広がる宇宙の果て/ 第8章 最遠方天体で迫る宇宙の果て/ 第9章 宇宙の将来、宇宙論の将来

【著者紹介】
戸谷友則 : 1971年、愛知県生まれ。1998年、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。国立天文台助手、プリンストン大学客員研究員、京都大学准教授などを経て、東京大学大学院理学系研究科天文学専攻教授。専門は宇宙物理学、天文学(特に、宇宙論、銀河形成や高エネルギー天体物理学)。観測を意識した理論的な研究が主体(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 夜長月🌙新潮部

    近年、宇宙の解明が驚くほど進みました。それはアインシュタインの一般相対性理論を基礎とするビッグバン論が生まれたのと量子力学による原子の生成が説明されたことによります。結果的には光速より速く膨張する宇宙のさらに先(果て)を知ることはできませんが我々の知る宇宙の外でもビッグバンがあり、違う宇宙が広がっていると考えることはむしろ自然です。

  • miri

    2018年発行ということで、概ね、最近の天文学についての記述が為されているのではないでしょうか。大学の教科書に採用されそうな、一定の知識を前提とした書かれ方なので、天文学に興味のある方向け。正体不明の暗黒物質によるハローが銀河系を包み、天体を包んでいる。光と相互作用を持たないので、観測することはできないが存在は確定していて、未知の素粒子ニュートラリーノではないかとのこと。ヒッグス粒子が発見された時も興奮したが、暗黒物質は果たして私が生きている間に発見されるのだろうか。研究に期待。

  • へくとぱすかる

    この前読んだ、宇宙の終わりについてのブルーバックスと、かなり重なる。つまり宇宙の果て(空間)と終わり(時間)は密接にからんでいて、素粒子・宇宙論など、ミクロとマクロ両方の追求が必要だということだろう。遠方の銀河の具体的な距離がほしいのだが、赤方偏位Zの数値だけの提示が多い。単純に換算できないのだろう。宇宙の観測可能範囲、半径464億光年には驚き。空間自体の膨張は超光速ありなのだ。

  • 逆丸カツハ

    宇宙の話はやっぱりワクワクするからいいなぁ。

  • haruka

    宇宙の本当の大きさってどれくらいなんだろう。誕生は138億年前。それなら膨張率とその加速度でだいたいのサイズは分かりそうな気もするが...。毎日どのくらいの空間が増えているのだろう?そんなわけで読んでみたが結果分からなかった。サイズの話はほぼ書かれておらず。「現在の地平線(観測可能な宇宙)よりはるかに、具体的には10の何十乗倍という感じで大きく広がっていると考えるのが自然である」と一文だけ。とにかく広い、という結論!光が届かない領域のことは知りようがなく、研究する人もいない。盛りだくさんで面白い一冊。

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