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ISBN 10 : 4911303018
Content Description
「日本のランドスケープデザインの原点は日本庭園にある」と戸田芳樹氏は言う。その戸田氏とは50年以上の付き合いという野村勘治氏は、作庭家重森三玲氏に入門し桂離宮を始めとする名園の調査に専念してきた。後に作庭家として独立するが、その傍ら「庭の語り部」としても活動してきた。政治や文化など時代背景とともに日本庭園を読み解く野村勘治氏の解説は、知的好奇心を刺激する。この2人がタッグを組み、名庭園の作者の想いとデザインを読み解き1冊にまとめた。2人の個性的な視点から読み解く日本庭園は、解説書に留まらず日本文化の歴史を壮大に語る一面も持つ。各章に添えられているコラムとともに日本庭園史における時代背景に触れることができる。一般の方へも配慮した細部に渡る用語解説付き。
【著者紹介】
戸田芳樹 : ランドスケープアーキテクト/株式会社戸田芳樹風景計画。1947年広島県尾道市出身。東京農業大学造園学科卒業。東京・京都で庭師の修行後、アーバンデザインコンサルタント(代表黒川紀章)を経て、1980年株式会社戸田芳樹風景計画設立。シンプルでダイナミックな空間でありながら、暖かく柔らかい空気の味付けと、こまやかなディテールの作品を創り続けている。1989年東京農業大学造園大賞、1995年修善寺「虹の郷」で造園学会賞を受賞。2014年茅ヶ崎市景観まちづくりアドバイザー、2019年ランドスケープアーキテクト連盟会長就任
野村勘治 : 庭園作家・庭園研究家/有限会社野村庭園研究所。1950年愛知県出身。東京農業大学短期大学卒業。庭園研究家重森三玲に師事。作庭のかたわら桂離宮他名園の実測は百数十庭を数える。(有)野村庭園研究所代表。名古屋城二之丸庭園など古庭園の復元整備に関わる。2017年東京農業大学造園大賞受賞。京都林泉協会会長、日本庭園学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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