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カーボンニュートラル実行戦略: 電化と水素、アンモニア

戸田直樹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784885555176
ISBN 10 : 4885555175
Format
Books
Release Date
March/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

2050年の脱炭素社会に向けた「具体策」!

目次 : 第1章 脱炭素社会に至る電気の一次エネルギー化(脱炭素社会実現に必須な「発電の脱炭素化×需要の電化」/ 電気の一次エネルギー化と間接電化)/ 第2章 電化の促進(快適な住まいと環境に優しいオフィス/ モノをつくり、運ぶ/ 需要と供給を結ぶエネルギーネットワークとレジリエンス向上)/ 第3章 水素エネルギーとアンモニア(水素エネルギーの重要性/ 水素エネルギーキャリアとアンモニア/ アンモニアの直接利用に関する研究開発成果/ アンモニアのエネルギー脱炭素化技術としての意義と社会実装の可能性/ 水素エネルギーキャリアによるサプライチェーンの特徴と比較/ CO2フリーアンモニアのバリューチェーンの構築に向けた動き/ バリューチェーンの社会実装に向けた課題/ 補論 SIP「エネルギーキャリア」と日本における水素エネルギー研究の歴史)/ 第4章 脱炭素社会の電源構成についてのシミュレーション(シミュレーションの目的/ シミュレーションの前提/ 再エネ100%の現実性を評価する/ 非化石燃料による火力発電の意義/ 原子力発電の意義/ まとめ)

【著者紹介】
戸田直樹 : 東京電力ホールディングス株式会社経営技術戦略研究所経営戦略調査室チーフエコノミスト。1985年、東京大学工学部卒業。東京電力(現:東京電力ホールディングス)入社。2009年から2年間、電力中央研究所社会経済研究所派遣(上席研究員)、2015年より東京電力ホールディングス経営技術戦略研究所経営戦略調査室長、2016年より現職

矢田部隆志 : 東京電力ホールディングス株式会社技術戦略ユニット技術統括室プロデューサー。1994年、青山学院大学大学院理工学専攻機械工学専攻修了。東京電力(現:東京電力ホールディングス)入社。2004年から4年間、財団法人ヒートポンプ・蓄熱センターに派遣され、電力負荷平準化機器・システムの開発・普及促進や省エネ技術であるヒートポンプの普及促進に従事。水素社会の実現に向けた東京推進会議委員、産業電化研究会委員、エネルギー・環境技術のポテンシャル・実用化評価検討会臨時委員などにも委嘱される。2018年より現職。主として東京電力グループでのエネルギー利用技術・電化の方策策定に従事

塩沢文朗 : 住友化学株式会社主幹、元内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「エネルギーキャリア」サブ・プログラムディレクター(サブPD)。1977年、横浜国立大学大学院工学研究科化学工学専攻修了。1984年、スタンフォード大学大学院コミュニケーション学部修了(M.A.)。1977年、通商産業省(現:経済産業省)入省、経済産業省大臣官房審議官(産業技術担当)、内閣府大臣官房審議官(科学技術政策担当)を経て2006年に退官。2008年、住友化学入社、2009年、同社理事、2015年、同社主幹。2014年から2018年までSIP「エネルギーキャリア」サブPD、2018年からはSIP「IoE社会のエネルギーシステム」(エネルギーマネジメント)イノベーション戦略コーディネーター、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 『よ♪』

    "カーボンニュートラル"を更に知る──先に読んだ『エネルギー産業の2050年 Utility3.0へのゲームチェンジ』(2017年刊行)と著者が被る。2021年3月刊行の本書では"その後"どうなっているのか、現政権の"カーボンニュートラル宣言"を受け何処へ向かっているのか、この辺りを読み解くことが出来る。『Utility3.0へ〜』では未来に夢を感じたが、本書はあくまで経済の観点から議論された進むべき方向の現在地。とても勉強になった。…が、大人の事情により過ぎに感じ面白くはない。両方読むことをお勧めする。

  • でんがん

    2050年カーボンニュートラルの実現に向けてあらゆる部門の電化が必要であることや、水素・アンモニアの活用意義が理解できた。化学プラントの蒸留プロセスやナフサの熱分解の電化、製鉄の脱炭素化などあらゆる業界での電化が検討されている。海外の安価な再生可能エネルギーを利用して水素やアンモニアを作り、日本へ輸送しエネルギー源とする。水素は燃料電池で電気を取り出すもよし、直接燃やして使うも良し。アンモニアは直接燃やしても良し、水素のキャリアーとして使うも良し。大規模な構想な為、国の後押しや他国との協力が不可欠。

  • templecity

    CO2を出さないことの排出計画

  • Hiroo Shimoda

    著者はアンモニア推し。コストのシミュレーションがすごい。

  • M_Study

    カーボンニュートラルの観点から電源のCO2フリー化について現実的な対策を知るのに良い内容だった。水素エネルギーと水素キャリアについて理解が深まる。

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