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きつねのでんわボックス

戸田和代

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784323020105
ISBN 10 : 4323020104
Format
Books
Publisher
Release Date
October/1996
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

町はずれのでんわボックスにあかりがともるころ、病気のおかあさんにでんわをかけにやってくる男の子と、それをそっと見まもる子どもをなくしたかあさんぎつねのお話。

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぶち

    猫絵本『だんまり』がたいへんよかったので、同じ作者さんのこの絵本も手に取ってみました。優しい雰囲気にあふれた絵に、まず胸の中が暖かくなります。そして、読み進むにつれて涙が止まらなくなりました。 「ぼうやがうれしいと、かあさんはいつもうれしいの」。でも、その坊やは天国に召されてしまいました。自分の子を想いながら人間の少年を抱く場面は、たまりません。母さんぎつねの優しく切ない気持ちが胸に沁みわたります。

  • はる

    何て切なくて、あたたかい…。幼い子を失ったばかりの母親きつね。押し寄せる悲しみに何もすることが出来ない。そんなある日の夜、山のふもとにポツンと立つ電話ボックスに、小さな人間の男の子を見つけます……。優しい優しい。母親きつねの心情が痛いぐらい伝わってきて…胸が詰まります。たかすかずみさんの柔らかな絵もとてもいい。哀しいけれど、良い物語でした。

  • zero1

    他人の幸せを願うのは、誰でも同じ。キツネの母子と死。死ねば悲しいのも、みんな同じ。そこに今では少なくなった電話ボックス登場。離れた母子が寂しいのも同じ。誰かを助けたいという気持ちを持つことの意味。携帯端末全盛の時代だからこそ、こうした絵本には存在価値がある。入院した母と子の話は「となりのトトロ」にも通じる。キツネと人間の関係は、「手袋を買いに」(新見南吉)でも用いられた。「いつでも会える」(菊田まりこ)、「スーホの白い馬」(大塚勇三・再話)と並ぶ、「泣ける動物絵本」の代表的な一冊。暖かい絵も評価したい。

  • あーさん☆今年こそ!断捨離!約8000冊をメルカリでちびちび売り出し中!(`・ω・´)ゞ

    泣けますなぁ〜(;´д`)

  • ベーグルグル (感想、本登録のみ)

    ごぎつねを亡くした母ぎつねの切ない気持ちに涙が出ました。これは読み聞かせ出来ず、一人でそっと読みました。

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